見出し画像

Global Journey Diary vol.3 - 櫻井穂ノ香

こんにちは。西オーストラリアに留学中の櫻井穂ノ香です。

このブログが更新される頃には、遂に私の留学生活も、指で日数を数えられる程残りわずかとなっています。こちらに来たばかりの2月頃は、1年も時間があるのか、長いな、と思っていたものですが、やはり振り返ってみると時の流れは速いと感じますね。

さて、これまでのブログでは、留学前半の振り返りや私が新しく始めた事などを紹介してきました。しかし「そもそも実際オーストラリアに留学して、どんな生活送ってるん?」という、皆さんが一番気になるトピックついては触れてきませんでした。

そこで今回は、ある月曜日の私の行動を再現しながら、オーストラリアの生活がどんなものなのかについて、皆さんと一緒に見ていきましょう。

8:00 am

私の1日は、ポケモンスリープの目覚まし音に起こされるところから始まります。目覚ましを止めたら、ポッドキャストを聴きながら、朝ご飯を食べ、身支度を済ませます。

ちなみに私の部屋はこんな感じです。

私の部屋。一人部屋なので快適。他にも4人や6人で住める部屋もあります

外観はこんな感じです。

私の部屋が入っている建物の外観。自然が豊か。
この他にも低めの建物が何軒も敷地内にあります

9:00 am

身支度を済ませたら、勉強するために図書館へ向かいます。

と、その前に、図書館までの道中にある私の行きつけのカフェ「Cafe 6」に立ち寄って、勉強のお供となるコーヒーを頼みます。ほとんど毎日通っているので、嬉しいことに私の顔や名前を覚えてくれている店員さんもいます。コーヒーが出来上がるのを待つ間に店員さんと世間話をするのが、私のささやかな楽しみです。

Cafe 6 の店内。昼時になるとたくさんの学生で賑わっています

出来上がったコーヒーを片手に、図書館へ。

留学先大学の図書館は、外大のものと比べるとより過ごしやすく、勉強するのに良い環境だと思います。

図書館の入り口付近の様子。開放感があります

色んな種類の机と椅子があり、用途によって勉強する場所を選べます。

グループで勉強したい時には大きな机で、1人で集中して取り組みたい時は仕切りの付いた椅子に座って、という風に。
周りの話し声が気になると勉強に集中できないという人は、Silent Roomという静かな部屋を使うこともできます。

図書館全体のデザインが洗練されているのも、魅力的に感じるポイントです。

コンピューターが備え付けられた机が並ぶエリア。
仕切りのついた机とソファ。一人で作業をするのにもってこいです
大きめの机が並ぶエリア。友達と勉強する時に私もよく利用しています
Silent Study Room。二層のガラスが使われているので、外の声も入りにくくなっています

ちなみに私は「前Silent Roomおるの見たで」と友達に言われるほど、Silent Roomをよく使っています。

11:30 am - 1:30 pm

授業の復習を終えたら、図書館を出て教室に向かい、授業を受けます。

こんな感じの教室で受けてます。

教室1。グループワークの多い授業で使われていました。
写真で見切れていますが、実際はこの3倍くらいの広さです
教室2。今学期の会計の授業で使っていました

私の大学では、一回の授業に2〜3時間かけられるのが普通です。
長いと思われるかもしれませんが、その分それぞれの授業は週に一回しかありません。
そのため、平日は基本的に授業に1日縛られる外大での生活とは違い、自由時間が結構あります。
現地の学生も同じような時間割だそうです。

私の時間割。全休である月曜日と金曜日には、
友人と買い出しに行ったり、ボランティアに参加したりしていました

その時間を勉強に使うもよし、友達と遊ぶのに使うもよし、バイトや部活、ボランティアをするもよし。
自由時間が多いおかげで、勉強だけでなく自分のやりたいことをしっかりできる余裕もあり、良いバランスを保ちながら毎日を過ごせていると思います。

2:00 pm

さて今度は、同じ寮に住む友達と、1週間の食材の買い出しのため近くのショッピングモールへ出かけます。
その際、寮からモールへと向かう市営バスに乗り込みます。

そのバスは、通称Cat busと呼ばれる無料で利用できるもので、大学周辺を走ってくれています。運転できない留学生の私たちには有難い存在です。

せめてもの感謝の気持ちを表すため、乗り降りの際に運転手さんに挨拶する人が多いです。
乗る時には”Hi!” 、降りる時には大きな声で “Thank you!” と言います。

Cat Bus。側面に猫のシルエットが描かれています。
手前の細長い棒はバス停です

バスでモールに辿り着いたら、私たちがよく利用する、Colesコールスというスーパーに向かいます。
ショッピングカートを一つ取り、いざ入店です。

Coles外観。スーパーの外にもカートを持ち出して、
駐車場やバス停の近くまで荷物を運ぶことができます

野菜、お肉、お菓子、乳製品… と、事前に書いておいた買うものリストにチェックを付けながら、各セクションを回って食材をカートに放り込んでいきます。

野菜コーナー
見た事のない野菜や、1人で食べ切れんだろという量のジャガイモやニンジンの袋など、日本とは違うものが売られているのを見るのが楽しいです。ただ、大根、白菜、ほうれん草、椎茸、えのき… など、日本で売っているのにここでは見つからない食材もあります
ソーセージコーナー
肉全般、売られている量が日本より多いです。一パックにつき500g, 1kg入っているのが普通です。日本ではあまり見かけない羊肉や、写真のような大きなソーセージなんかも売られています
チョコレートコーナー
全体的に、お菓子も一袋当たりに含まれる量が日本より多いです
日本のお菓子コーナー
ポッキーやコアラのマーチなど、日本のお菓子も売られているのを見つけた時は嬉しかったです
牛乳コーナー
乳製品の中でも、牛乳は本当に色んな種類のものが売られています。
full cream milk, skim milk, long life milk, lactose free milk…
始めはどれを買えばいいのか全く分かりませんでした

必要なものを全て見つけたら、レジでお会計を済ませましょう。

セルフレジ。この日は$55.1のお買い上げ

最近日本でも見かけるようになってきたかと思いますが、こちらのスーパーではセルフレジを使うことが一般的なようです。もちろん、有人レジもあります。

6:00 pm

買い出しを終え、寮に戻ってきたら、部屋に備え付けられたキッチンで晩ご飯を作ります。

私の部屋のキッチン。そこら中に貼っつけてあるテープには
「cutting board」「paper towel」など、キッチン英単語を書いています

幸いなことに、アジアンマーケットが近くにあったり、日本料理の調味料コーナーが地元のスーパーにもあったりするおかげで、オーストラリアでも日本食を楽しむことができています。
また、日本食レストランも街中でいくつか見かけるほど、オーストラリアでも日本食が愛されています。

おかげで、日本食ロスにならずに、1年間の留学生活を終えられそうです。

7:00 pm

晩ご飯を食べ、洗い物をこなし、自由時間です。

日本の友達と電話をしたり、同じ寮に住む友達と一緒に映画を観たり、日記をつけたり、本を読んだりして、のんびりと1日の疲れを癒します。

11:00 pm

そうこうしているうちに、もうこんな時間になってしまいました。読んでいた本を閉じ、電気を消して、眠りにつきます。

おやすみなさい。

夢の中

ある日の私の行動を振り返ってみましたが、どうでしたか?

国が違えば文化も違い、文化が違えば、勉強する環境も、授業も、スーパーで売られている物も違います。
そんな違いに気づき、さらに慣れることができるのは、現地で暮らす留学生だからこそ経験できる面白さだなと思っています。

さて次回は、私が苦戦し続けているオーストラリアで話されている英語、通称Aussie Englishを紹介するつもりです。
「Aussie Englishって、ほんまにアメリカ英語とそんなに違うん?」と興味のある方は、是非覗きに来て下さい。

それでは、また次回のブログで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?