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調味料の枠を超えてアートに達した醤油を知っているかい
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ルーブル美術館で「モナリザ」を見た時 作品について何も知らなければ 「女の人だぁ」 くらいにしか思わない
でも、ダ・ヴィンチのこと、時代背景、モナリザの「何が革新的なのか」を知れば 同時代の絵画と見比べたり、異なる時代の人物画と比較したりして、絵画鑑賞に新しい視点が生まれる
一枚の絵が 想いを言葉以外の媒体で表現する
「アート」になる瞬間😏
なんの話ししてるの?
「ミツル醤油」はそんな醤油
ミツル醤油を知れば 醤油が「調味料」から「アート作品」になる
気になります?
じゃあ少し紹介しましょう
醤油を作る会社は全国に約1060社(2021年度)
そのうち自社で一から醤油製造をしている所は僅か 10%ほど
じゃあ残りの90%は?
大きな工場や大手メーカーで作ったものを仕入れ、少しアレンジを加え、自社のラベルを貼ってフィニッシュ
「中小企業近代化促進法」という法律により 醤油の質と価格の安定と引き換えに独自性が失われれた時代の名残
ミツル醤油もその波に乗った醤油蔵でした。
しかし、現、ミツル醤油当主の城慶典さんは
幼い頃からそんな製法に疑問を持ち 物心つく時に
「自社で一から醤油作ってやるぜ!」 と決めたのです。
しかし本来代々受け継がれていく 、蔵独自の伝統製法がないミツル醤油
自分で一から作り上げなくてはいけない城さんは、大学で醸造を学び
休みは各地の醤油蔵を巡り醤油製造のノウハウを叩き込む。
こうして、着々と準備を進めたのです。
伝統がないことはデメリットであるが
縛りがないというメリットもある
醤油を作る設備を一から揃えて 各地の醤油蔵で見た様々な「良いもの」を抽出して 自分と土地に合った形に編集
そして 2011年に初めて仕込みをし、2013年初搾り ついに自社醤油が完成しました。
しかしこれで終わりではありません。 日々研究、研究、研究…
歴史を守る宿命がない代わりに 進化し続けるという宿命を背負った醤油
常に変化していくことが価値となった醤油
それがミツル醤油です
ミツル醤油が他の醤油と決定的に違うところ は
「未完成」であること
少なくとも 城さんが次の代に醤油作りを継承するまで ミツル醤油は「未完成」
調味料ではなくアートというのはそういうこと
今日買う醤油は一生に一度、唯一無二 その都度、その都度が城さんの渾身の一滴であり 生き様でなんです
将来「何百年の歴史で作られた伝統醤油」と語り継がれるであろう
醤油蔵の日進月歩をリアルタイムで味わえる喜び
「ミツル醤油」は、調味料の枠を超えたアート作品
皆で熱狂しようぜ😏