初級と中・上級学習者の会話レッスンの違い
こんにちは。暑い日々が続いていますね。
フリーランス日本語教師になって早、2年5ヶ月が経ち、ここ数ヶ月は毎月の収入が安定してきています。
最近では、会話のレッスンをより良いものにしたいために、いろいろと考える時間があります。
個人的に感じたことですが、まず初級レベルと中・上級レベルの会話レッスンは同じ要領ではできないという点です。
初級では、語彙・文法を知らないと会話に成り立たないので、まずは語彙や文型を入れてそこから会話作りをしています。(私のレッスンは4技能バランスよく。を目標にしているので初級の文法レッスンでも会話必須です。)
問題は中級以上です。中級といっても初中級レベル(N3)は初級レッスンと同じような感じでやっていますが、N2以上になるとある程度語彙も文法も入っている生徒がほとんどなので、インプットよりもアウトプットをメインにしています。会話のレッスンですが、私の生徒たちは基本的にフリートークよりも色々学びたい!!という人たちが多いので、まずはレベルに合った読み物などを読ませて、それについて意見を述べたり、自分の国に置き換えて話してみたりしています。
読み物を読めば、知らなかった単語に出会うこともあるし、読めなかった漢字も自分で発見することができます。
私のレッスンスタイルは、予習復習必須の、自立型学習推奨です。
教師に頼りすぎないで自分で発見しよう!という感じです。
また、文法教科書の目標(Can-do)に書いてあるテーマで話させることもあります。よく吸収している生徒は、習った文型を会話に取り入れようとして話してくれます。
話を広げない生徒もいるので苦戦していますが、試行錯誤しながらレッスンをしています。