iPhoneの「システムサービス」が通信量を爆食い
私はiPhoneをahamo回線で使ってます。
最近、料金据え置きで一ヶ月の高速通信量が20GBから30GBに増量されました。
私の月々の通信量はだいたい20GB弱なので、毎月の通信量に余裕ができて嬉しく思っています。
ところでみなさんはアプリごとのデータ通信量のチェックをしていますか?
スマホ全体の通信量は多くの人が気にかけているかと思いますが、アプリごとまではチェックしてないという人もいるのではないでしょうか。
私も以前は日単位や月単位で、iPhone全体の通信量だけを確認してました。
ですがある日、何かがおかしいことに気付きました。
歯医者のため30分ほど外出した以外はWi-Fiのある家に一日中いた日のモバイル通信量が、200MB以上に膨れ上がってたのです。
歯医者の際にスマホはほとんど使っていなかったので、このデータ通信量には全く身に覚えがありません。
そこでiPhoneの「設定」の「モバイルデータ通信」でアプリごとの通信量を調べてみたところ、ふと目に止まったのが「システムサービス」という項目。
こいつ、やたら大量に通信してねぇか?と。
それからはアプリごとの通信量を時々チェックするようになりました。
下の画像は、11月1日から本日までの20日間のアプリごとの通信量のトップ5です。
20日間で「システムサービス」が1.8GBほどモバイルデータ通信を消費しています。
このままだと月末には単純計算で2.7GBくらい消費することになるかもしれません。
この現象、割と深刻に腹立だしく思ってます。
「速度制限に掛かってるわけでもなく実害がないなら、3GBくらい消費されたって怒らなくてもいいじゃん」と思われるかもしれません。
ですが速度制限にかかるかどうかは問題ではなく、知らない間に何の役に立っているのやら分からないまま何GBも消費されてるという理不尽さが問題なんです。
「裏でデータ通信してるお陰であなたのiPhoneがこれだけ便利で快適に使えるようになってるんですよ」という説明があり、納得感が得られれば特に文句はありません。
ですが「システムサービス」の内訳を見てみると……
「一般」が1.5GB消費しており、これが「システムサービス」の大半を占めています。
そしていくら調べてみても「一般」とやらが一体どんな通信を指すのかは全く分かりません。
こいつのお陰で何らかのメリットを享受できているというような実感は一切ありません。
ただただ、知らないうちに映画一本ダウンロードできてしまうような大量のデータ通信量を奪われたという苛立ちだけが残ります。
私の場合は月に30GB使うまでは速度制限がないので現状は問題ありませんが、例えば月3GBのプランを契約してる人とか、通信量に応じて段階的に料金が上がるプラン(楽天とか)を契約してる人にとってはたまったもんじゃないでしょう。
この事象について解決策は散々調べましたが、ネット上には特に有用な情報は見つかりませんでした。
システムサービスの通信量を抑えるにはアプリのバックグラウンド更新をオフにしましょうとか、ソフトウェアの自動アップデートをオフにしましょうとか、iCloudのバックアップをオフにしましょうとかの“助言”ばかり出てきますが、どれもとっくの昔に設定済みのものばかりです。ですがシステムサービスの「一般」のデータ消費は止まりません。
これがiOSのバグなのであればAppleには一刻も早く修正対応をしてほしいですし、正常な動作なのであれば「システムサービス」「一般」のデータ通信の具体的な内容は何なのか、その通信によりiPhoneユーザーはどのような恩恵を受けられているのかを分かるようにしてほしいです。
繰り返しますが、「システムサービス」の「一般」で何GBも通信することが快適なiPhoneライフのために必要なことであり有益であることが分かれば、もう文句はありません。
X(旧Twitter)で検索してみると、他にもチラホラと同じ症状で困っている人がいることが分かります。
ですが月に数十〜数百MBの通信量で済んでる人が大半なのか、それほど騒ぎにはなっていないようです。
本当に謎です。