なぜ毎日子どものお弁当を頑張りすぎなくても良いのか
息子のお弁当作りが始まったきっかけ
今息子は5歳で、港区の認可保育園に通っています。
認可保育園に通い始めておよそ1年ですが、保育園はやはりありがたいですね、朝早くから18時過ぎまで預かってくれて、ご飯もおやつも提供してくれて、ワーママには有り難い限りです。
ただ私は元々は、息子の食事(細かくは食材)にこだわりがあったため、息子をお弁当持参の保育園に預けたく、息子が0歳の時はその観点で都内の保育施設を探していました。
そんな中でたまたま出会ったのが、港区にあるinternational school。モンテッソーリ教育を行う園でした。
お弁当持参。スナックも持参ということで、息子に私が食べさせたいものを与えられるということと、何より、朝早くから18:00まで預かってくれるということも、当時シングルでフルタイムで働いていた私にとって非常に魅力的!
ですので、当時は港区には住んでいなかったのですが、私の求める条件に合う園でかつ当時たまたま空きがあったのが、そのモンテッソーリ教育の園でしたので、通学は遠くて大変なものの、そこに通わせることにしました。
息子が1歳2ヶ月の話です。
そこから、息子をinternational schoolに通わせ、かつ、私は毎日息子のお弁当とスナックを用意するという日々が始まりました。
思っていたよりもお弁当作りは負担ではなかった
日本のお母さんが作る、園児向けのお弁当のイメージは、かわいいキャラ弁でしたが、息子が通い始めたのがinternational schoolだったからということもあるのだと思うのですが、お友達も多国籍でみんなが持ってくるランチは本当に多種多様。
イタリア人の子ならパスタ、アメリカの子ならサンドウィッチ、など、みんなそれぞれだったので、良い意味で私もあまり頑張らなきゃというプレッシャーを感じることはなく、シンプルな、私が無理せず作れるお弁当を毎日用意していました。
持っていくスナックも、バナナ一本とか、みかんとか、おせんべいとか、そういったものをタッパーに入れて持っていくだけ。
周りのお友達には、毎日おやつとお弁当なんて大変だね、とよく言われましたが、上記のような状況だったので、
習慣になってしまうと、そんなに私は大きな負担になりませんでした。
そういえば思い返してみると、昔高校時代にオーストラリアのブリスベンにホームステイで滞在し、現地の高校に通っていたころ、毎日お弁当を持っていっていたのですが、みんなが持ってくるお弁当はりんごまるごと1個とサンドイッチ、など本当に簡素なもの。
私の知人が現在ドイツに滞在していますが、持っていくお弁当は塩おにぎり、と言っていましたね。もちろん、お弁当作りが大好きで、それが負担でないお母さんは素敵なお弁当を作ればよいし、でも、そうでないお母さんまでもがお弁当作りのプレッシャーに日々耐えなくても良いし、みんなそれぞれで良いなとお母さん自身が思えることがまずは重要かなと思います。
今月は久し振りに息子にお弁当を作った
そのinternational schoolにはおよそ3年ほど通ったので、3年間毎日平日はお弁当を作り続けていました。
しかし一年前から認可保育園に通うようになり、お弁当を作る必要がなくなってからおよそ一年経った2021年5月。
息子の英語力維持のため、international schoolの実施するSaturday schoolに今月から通わせようという話を夫とし、
今月からSaturday school に息子を送り出すことにしました。
預かり時間は9:00-14:00 なので、お弁当の持参が必要になります。
ということで、一年ぶりにお弁当を作ることになったのですが、
久し振りにお弁当を作ることになったよ、何を入れてほしい?と息子に聞いたところ、
「梅干しと、たくあんと、ミニトマトと、ゆで卵と切り干し大根!あとはおにぎり二個!」
という返答があり、
しかも今月は2回Saturday school に通わせたのですが、2回とも同じ内容でのお弁当オーダー!
切り干し大根は前日の夕飯のおかずとして作り、その残りをお弁当に入れ、あとはゆで卵を作って、洗ったトマトと、切ったたくあん、そして梅干しを入れてあとは炊いたご飯で塩おにぎり(海苔で巻く)を作るだけ。
お弁当の用意はすぐ終わります。
私も何を入れようかな〜と考える必要もなく、とっても楽でした。
息子にとっては、お弁当はそういうシンプルなものというイメージが既に染み付いており、お陰で母の私は助かっています。
お弁当の中身で相手と比べる必要もないし、みんなそれぞれ食べたいものを持ってきて食べれば良い。
そういう多様性にもっと寛容になれると、お弁当作りも思ったより負担ではなくなりますね。