子どもへの食事作りは、何を食べさせないかの引き算が楽
毎日休みなくやってくる子どもの食事準備というタスク
子育て中は毎日子どもの食事の用意に追われがちですよね。
我が家は長男が毎日お弁当なので、
平日も休日も、家で食べるのか外食するのかも含め、3食休みなく子どもの食事をどうするかを考える必要があります。(もちろん、子どもだけでなく私と夫の分もですが…!)
「お昼ごはんが終わったーと思ったらもう夜ご飯の時間が近付いてる!」
なんて状況は日々のルーティン!
私はフルタイムで働くワーキングマザーですし、夫はまだ育休中とはいえ、まだ0歳の次男のお世話に付きっきりなので、時間に余裕がある夫婦!というわけでもありません。
そんな中、
子どもに与える食事に関し、
私たちの負担を出来る限り少なくしつつも、
子どもの健康を考えた、美味しくて身体に良い食事を毎日提供したいという思いは人一倍強い私たち夫婦が、
子どもの食事の用意についてどんな考えを持っているかを書いてみたいと思います。
「何を食べるか」よりも気にした方が良いこと
1日30品目!
糖質、たんぱく質、脂質をバランス良く!
緑黄色野菜を食べましょう!
カロリー過多に気を付けましょう!
etc…
これは私たちがよく目にし、耳にするフレーズ。
「子どもの栄養、足りてますか?」
こんなキャッチコピーを雑誌などで目にすることもよくありますよね。
ただでさえ、仕事や食事の用意以外の家事、育児で忙しいお父さん、お母さんですから、
毎回毎回そんな細かい栄養のことまで考えていられない!というのが多くの人の本音ではないかなと思います。
でもそもそも、こういった食事にまつわるフレーズは我が子に当てはめるべき話なのでしょうか?
私たち夫婦はまずその点に疑問を持っています。
私たちは1人として同じ人間はいない。
同じ年齢でも、性差はもちろん、身長、体重、育つ環境、遺伝子…みんな違います。
みんな違うのに、
単純に年齢や性別などで、
たんぱく質は〇〇g取りましょう、
ビタミン、ミネラルは…と判断してしまうのは、
参考には出来ても、絶対視するものではないかなというのが私たちの考えです。
私たちは、
日本のような周りに飲食店やスーパーマーケット、コンビニがたくさんあり、ネットの配達サービスなどが充実し、食べ物を手に入れやすい国で生活する上で考えるべきことは、
「何を食べるか」
ではなく、
「何を食べないか」
だと思っています。
「何を食べないか」とは具体的にどういうことかと言うと、
私たちの身体にとって、明らかに摂取量が増えると健康を損ねる可能性が高い思われているものの摂取量を出来る限り減らすということです。
例えば、
•トランス脂肪酸
•亜硝酸ナトリウム
•AGE
•異性化糖
•MSG
•GMO
…
色々あります。
もちろん、判断基準はご家庭ごとに違うと思いますので、何を避けるか?に関しては色んな意見があると思います。
(参考までに、夫と私の中で、出来る限り避けたいねと意見が一致したものが上記のトランス脂肪酸や亜硝酸ナトリウム等でした。)
ここで、
子どもの食の話に戻りますが、
子どもの食事を考える時には、
あれもこれも食べさせなきゃ!という足し算の思考ではなく、
これは食べさせないようにしよう、
という引き算の考え方で子どもに食べさせるものを考える方がずっと楽だと思うのです。
何を(出来る限り)食べさせないようにするかは、親自身が一定知識を得た上で、判断基準を明確にしておき、かつ、夫婦でその認識を合わせておけると理想です。
引き算の考え方ならお弁当作りも楽!
私は、子どもの食に関し、引き算の考え方をするようになってからは、
日々の食事を考えることが遥かに楽になりました。
ただ一点、引き算の考え方をする上で私たちが大事にしていることは、
食材の質を出来る限り上げること、です。
ですので例えば、
•自然栽培(無農薬、無肥料)のお米を炊いたご飯
•自然栽培の梅と自然海塩で作った梅干し
で作ったおにぎりを子どもに食べさせられたら、それだけで十分過ぎる!と考えています。
あれもこれもと食べさせる必要はないと思うのです。
出来る限り自然に近い食べ物を食べて食べ物のエネルギーをきちんと取る。
その考えに則ってお弁当作りをするとすごく楽です!
empty food(添加物が原材料の大半を占める冷凍食品やファーストフードなど)ですと、摂取カロリーばかりが増えて栄養素身体に取り込まれないので、子どもはすぐにお腹が空いてもっと食べたいと言います。
ですが、加工度の低い、かつ、自然に近い食べ物であればあるほど、不思議と子どもは少量でも満足してお腹いっぱいになります。
ちなみに息子のお弁当の定番のメニューは、
自然栽培米(七分搗き)、梅干し(自然栽培梅と自然海塩)、卵焼き(平飼い卵)、ミニトマト(無農薬)、たくあん(無農薬大根、無添加)で、
これさえあれば息子は満足するので、
ここに日替わりでお肉のおかずなどを入れて完成!です。
何を食べさせるかよりも、何を食べさせないようにするかを考える。
これが私の、フルタイムで働き、二人の子育てをしながら、毎日のお弁当や食事の準備を最小限のストレスでこなしていくコツです。
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