子育ての軸を持つと迷わない
気付くと情報が溢れている
子育てをするようになると、ママ友やパパ友との関わりが一定生まれますね。
私が長男の子育てを始めたばかりの頃は、園へのお迎えもいつも最後だったので、
あまり他のお母さん達と関わる機会もなく、
かつ、
シングルマザーでフルタイムで働きながら子育てをしていたので、なかなか園の行事にゆっくり参加することも出来ず、息子が2歳くらいまではほとんどママ友はいませんでした。
しかし、
息子が3歳になる前に転職をし、時短勤務で働くようになってからは時間に余裕も生まれ、ママ友と交流するようになり、ママ友が増えていきました。
そうすると、当然のことながら、いろんな生の情報が入ってくるようになります。
習い事のこと、家での過ごし方のこと、子どもの小学校のことなとなど…
例えば、
etc…
公文は良い、体操は良い、水泳は良い、英語のスクールは〇〇が良い…
こうした、
これは良い、あれは良くない、といった子育てに関する情報がママ達からありがたいことにたくさん入ってくるようになります。
同時に、子育てをしていると、自然と自分の情報収集のアンテナも子育て、教育、などに張られていくので、
ママ友などのリアルからだけでなく、ネットからも子育て関連の情報があふれるほど入ってくるようになります。
情報がたくさん入ってくるということは、視野が広がることでもあり、なんとなく良さそうな気がしますが、
得られる情報が多ければ多いほど良いというものでも実はありません。
たくさんの情報を得ることよりも重要なこと
子育てに限らずどんなことでも言えることなのですが、
どんなに多くの情報を得られたとしても、
そもそも自分の中にその情報から決断をしていく上での自分なりの軸がないと、
情報が多ければ多いほど迷ってしまいます。
「お友達が良いと言っていたからうちも〇〇をやらせてみようかな」
と思っていた矢先に、別のお友達から〇〇はあまり良くないという話を聞いてしまうと、
「やっぱり〇〇を自分の子どもにやらせるのは良くないかな…」
などと、良いと思ってたけどやっぱり微妙かも、という判断を繰り返す状況、つまり、人からの情報に自分の決断を振り回されてしまう状況になりがちです。
しかしながら、自分の軸さえはっきりしていれば、自分の判断に自信を持てるので、入ってくる情報を参考にしつつも、その情報に決断を振り回されることがありません。
小学校どうする?問題について
例えば、
子どもの小学校をどうするか問題は、
特に都心で子育てをしていると小学校の選択肢がたくさんあるので、
(港区の場合は、公立の小学校は複数校から選択が出来ると同時に、私立の小学校や、インターナショナルスクールに行くご家庭も多いので、小学校どうする?問題は、未就学児を持つ親のメイントピックの一つです。ちなみに私は地元が東京ではないので、私立小やインターナショナルスクールに行くお友達はほぼ皆無、かつ、公立の小学校も一択しかなかったのでそもそも選択肢がないに等しかったです。)
ママ友と会えばほぼ必ず小学校どうする?問題についてのディスカッションになります。
私は、子どもの学校選びに関しては、長男が生まれた時からあまり変わらず、下記の軸で探していました。
子どもの学校給食の有無(私は子どもに与える食事の質にはこだわりたかったので、お弁当あるいは、食材の質にこだわった給食を出してくれる学校が理想でした。)
給食時の牛乳が強制ではないこと
通学が遠くなりすぎないこと(歩いて15分以内、難しければ転居を考える)
学校長の考え方(どんな生徒を育てたいか)
決まったことをやらされるのではなく、自分自身で考え、決めて行動することを求められる環境
(さらに理想は)英語を日常的に使用する環境
特に上記で重要視していたのが、
子どものお昼ご飯!(給食)でしたので、
その点、小学校選びとしてはちょっと珍しい軸だったかもしれません。
でもその軸がはっきりしていたので、
色んな小学校情報が入ってきたのですが、
最終的に理想の学校を見つけた時は、決断がとても早かったです。
別の記事でも述べますが、
子育てはタイミングが勝負の時もあり、決断力が重要です。
その時に備えて、
常に、子育てのあらゆる面における自分の中での軸をはっきりさせておくことは大切です。
子育てに正解はないとはよく言われますが、
周りがどうであろうと、
自分自身の軸をしっかり持ち、その軸に沿って決断していくほうが、
納得感も高く、「なんか違うかも…」と思った時に人のせいにしなくて済みますね。
周りがどうしているかではなく、
自分がどうしたいか。
もっと大事なことは子どもがどうしたいか。
親子で「自分はどうしたいか」をしっかり認識出来ていることが大切だと思っています。
よろしければ、以前に書いた下記の記事も参考にして頂けると幸いです。