子どもに幸せマインドを伝えるための我が家の習慣
良かったこと探し
あっという間に過ぎていく毎日。
朝起きてから夜寝るまで、
子どもにとっては大人以上にきっと毎日が刺激的で、色んなことを感じていると思います。
以前の記事でも書かせて頂いたのですが、
我が家では毎晩、家族みんなで「今日の良かったこと(楽しかったこと)」を共有する時間を設けています。
私がこの取り組みを家庭で始めようと思った理由は、物事の良かったことに目を向ける思考の習慣を子どもたちに自然と身につけさせたいなと思ったためです。
生きていれば楽しいこと、嬉しいこと、良かったことだけではなく、悲しいこと、辛いこと、苦しいことも必ずあります。
そうした色んな現実は受け止めつつも、
などと、
嬉しかったこと、楽しかったこと、良かったことは何だろう?と毎日自分の良かったこと探しをする癖を付けることは、その後の人生の幸福度を高めるためにとても重要なことだと思っています。
物事の解釈の仕方によって、同じ環境下でも幸福感は人によって大きく変わる
我が子の幸せな人生を願う私たち親は、
子どもが幸せに生きていけるよう、教育、健康などなど、巣立っていくまでに何が出来るのかを考える日々だと思います。
でも、お金に不自由せず、良い教育を受けられて、大きな家に住めて…となれば幸せな人生が保証されるのでしょうか?
私は、この質問に対しては恐らく多くの方が心から納得してYesとは言えないのではないかと思っています。
もちろん、健康な身体も大事。
人生の選択肢を広げるための学びの機会も大事。
お金もあれば可能性は広がりやすい。
でも、私はそれ以上に、目の前の事象に対してポジティブな意味付けを出来るかどうかが幸せな人生を左右すると考えています。
極端な話、都会のど真ん中に住み、何もかもがそろった便利な環境で生活している人と、
便利さからはかけ離れた山奥に住んでいる人と幸福度を比較したときに、必ずしも都会に住んでいる人の方が幸福度が高いとは限りません。
幸福感は与えられた環境に依存するものではなく、本人が目の前の事象に対してどう意味付けをするかどうかで大きく変わる、他人には評価出来ないその人本人の中にあるものだと思うのです。
であるのならば、子どもに幸せな人生を送ってもらうために私たち親が出来る重要なことは、
幸せは所有するモノや住む環境など、自分の外にあるものに依存するのではなく、自分自身が今の自分に幸せを思じることが出来るかどうか、ただそれだけなのだということを伝えると同時に、どうしたら幸せを感じることが出来るかを教えてあげたいと考えています。
そのために私が毎日息子に質問することは、
「〇〇、今日の楽しかったこと教えて!」なのです。
この質問を始めたばかりの頃は、
「え〜今日は大変なことばかりだったよ〜」
「今日転んじゃったしよくない日だった!」などといった返事が返ってくることもあったのですが、
最近はそれが全くなくなり、必ず楽しかったことを共有してくれるようになりました。
その内容は、
夜ご飯が美味しかった、
と言った日常のことから、
体操教室で側転がすごく上手に出来たこと!
などジャンルは様々です。
山あり谷あり。
生きていれば人生色んなことがありますが、
子どもたちにはどんなことがあっても、
自分にとって良かったことを見つけることが出来るしっかりとしたアンテナを持っていて欲しいなと思っています。