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習い事の選び方について考えていること

色んな習い事に興味は出てしまうけれど

愛する我が子の可能性を引き出すためにと、
色んな習い事が気になってしまうというのが私たち親の気持ち。

時間もお金も子どもの体力も限られている中、
やりたいこと全部に手をつけることは当然出来ませんので、
何らかの判断軸を持って習い事を選ぶ必要がありますよね。

我が家の小学校1年生の息子は、
現在の習い事は体操教室(3歳から続けている唯一の習い事です)のみでしたが、
今月から絵画教室に通い始めました。

周りのお友達は、
ピアノ、バレエ、水泳、英語、空手、公文、バイオリン…色んな習い事に通っています。

息子に関しては、
ピアノ、水泳、空手、公文、バイオリン、サッカー、プログラミングetc…等、色んな習い事を体験しに行ったり、水泳と公文は一時期習ったりしながら、
最終的にしばらくの間は体操教室一つのみに絞り、
今月からはそこに絵画が加わって二つのみの習い事に通う形にしています。

息子の周りのお友達と比較すると習い事の数は少ないのですが、
以前下記の記事に書かせて頂いた通り、習い事以外の部分に時間とお金を使いたいという我が家の方針もあり、あまり習い事は多くし過ぎず2つ程度に抑えたいなと思っています。

選択肢を与えつつ子どもに選ばせる

基本姿勢として忘れないようにしたいことは、
どんな習い事に通うのかを選ぶのは、
親ではなく子どもであるということ。

もちろん、子どもだけだと知り得ない選択肢がたくさんあると思うので、親から色んな選択肢を子どもに提示してあげることは大事ですね。

しかしながら、
そこから最終的に決めるのは親ではなく、子どもでなければなりません。

「東大生を育てた親は子どもが小さい頃に〇〇を習わせていた」といったフレーズはよく目にしますね。

もちろん、それは参考にしたら良いと思いますが、自分の子どもにも同じようにそれを当てはめて良い結果が出るかどうかは当然分かりません。

親とすると、出来る限りたくさんの可能性を子どもに与えたくなってしまいますから、色んな情報に影響されてあれもこれもとやらせた方が良いのではと思ってしまいがちです。

でも、習い事に限らず、子育てに関しては、

何をやらせるかよりも何をやらせないか

の視点の方が、この情報過多の時代において大事であったりします。

あくまでも周りは周り。
自分の子どもは自分の子ども。
積極的に色んな情報に触れてそこから得られる知見を参考にしつつも、
我が子に何を当てはめてみるかは、
我が子の思い、意志、価値観…等を踏まえ、
必要そうなエッセンスがあれば取り入れてみれば良いのです。

子どもには自分で自分の道を決めていって欲しい

子どもは当たり前なのですが、親とは全く違う1人の人間です。
いくら自分の子どもだからといっても、
自分とは生まれてきた環境、育てられた環境、学校生活、友人関係…全てが親と完全に違うのですから、考え方、価値観が違っても当然です。

ですので、
親の思い通りには育っていきません。
本来あるべき姿は、
子どもが育ちたいように育っていくことです。

そこにおいて私たち親が出来ることは、
子どもがやりたいこと、やってみたいこと、興味のあること、続けてみたいこと…そんな子どもの思いにきちんと耳傾け、
最大限にその思いを形に出来る成長機会を提供するお手伝いをすることです。

決して、子どもの道を決めることが親の役目ではありません。

目の前の育児情報よりも、
なによりも、
耳を傾けて欲しいことは、
子どもの思い、声だと思っています。

今回息子が絵画教室に通い始めたきっかけは、
「もっとたくさん絵を描きたい」と子どもから言われたことと、
早速そこで絵画教室に体験に行かせてみたら、
「やりたい!!」と今まで行かせたどの習い事の体験よりもポジティブな思いを息子から聞いたからです。

お受験などの目的があるわけでは全くなく、
息子がただただやりたいという願いを叶えられるよう、通わせることにしました。

絵画教室では思う存分に、やりたいことを楽しんでもらえたら良いなと思っています。

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