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子どもは甘いものが好きというわけではなく、食習慣で甘いものが好きになる
レストランでお子様セットを頼むとほぼ必ず付いてくるジュースとデザート
土日のランチは家族三人で外食をすることが我が家の楽しみの一つになっており、都内の様々なお店にランチに出かけるのですが、息子ももう五歳。親が頼んだメニューを大盛りなどにして、それを分ける、程度では全く量が足りません。ですので一人前を必ず頼むことになるのですが、最近は多くのお店で小学生以下の子どもが頼むことが出来る''お子様セット''が用意されていますね。様々なおかずをちょっとずつ入れてくれていたりするので、頼みたくなるのですが、一方でほぼ必ずお子様セットに付いてくるのがジュースとデザート!
その背景には、子どもであればジュースとデザート(甘いもの)を必ず食べたいと言うだろうという一般的な認識があると思うのですが、
いつも思うのは、大人のセットのように、お子様セットでも、デザートの有無を選択出来たり、飲み物もジュースだけでなく、お茶も選べるなど、選択肢が与えられていると良いのになと言うことです。
お子様セットを頼むともれなくジュースとデザートが付いてきてしまうので、結局お子様セットは頼まずに大人のメニューを頼むことが我が家は多いです。
なぜなら、息子はジュースは好きなのですが、ただ、そもそもそのお店で出てくるお子様セットのジュースは100%なのか、濃縮還元?ストレートなのか等の情報が基本的には書かれていないお店がほとんどなので(聞いてもすぐに分からない場合も。)、安易に飲ませたくないなと思うことと、
そもそも息子は甘いデザートにあまり興味がないので、デザートが付いていても一口食べてだいたい残してしまうのですよね・・・。ですので、少なくともデザートの有無を選択できると良いのにといつも思っています。
子ども=甘いものが好き、ジュースが好き、という認識は、こうしたレストランの事例に限らず、親や祖父母なども持っているケースがほとんどなのではないでしょうか。
私の考えとしては、子どもだから甘いものが好き、甘いものでないと食べない、ということは必ずしもあてはまらず、
そうした食嗜好はむしろ、大人たちの思い込みから子どもたちにそのような食べ物を好んで食べさせようとした結果として形成されるものだと思っています。
親が何を食べさせるかで子どもの食の好みは形成される
子どもは甘いものが好きだから、
甘いものを与えると大人しくなるから、
そういった理由で小さい頃から子どもに甘いものを習慣的に与えていると、特に砂糖は中毒性が高いので、甘いものを強く欲するようになってしまいますね。(この中毒性は大人も一緒です)
逆に、最低限しか与えていなければ(我が家も全く与えていなかったわけではありません。お友達と一緒にいる時はお友達に合わせて一緒に食べたり、柔軟に対応し、一律に甘いものは禁止!とはしていませんでした)子どもはほとんど甘いものには執着しません。(息子の場合は、むしろ、甘すぎるね、お砂糖食べすぎると太っちゃったり虫歯になったりするから僕は食べない、というスタンスに現状なっています)
子どものおやつはおにぎりやお砂糖の入っていないお煎餅、果物などで十分です。おやつの時間に甘いお菓子が出てこなくても子どもは満足してくれます。こうなると、スーパーのお菓子売り場に行って、お菓子買って〜という子どもの声に悩まされることも全くなくなりますし、お友達のおうちでお菓子ばかり食べすぎないかしら、ということを心配する必要もありません。もちろん虫歯の心配もほとんどなく、親としてはとても楽!!です。
親として子育てを少しでも楽にするために、
お子様が小さい時から、「子どもには甘いものが必要」という固定観念を捨てて、日々食べさせるものを検討してみて頂くことを私は強くお勧めしています。