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人生の流れと小説と。
🌹
いつか、
もしかしたらそれは30年後かも。
「この小説が出た頃、私はXXな時期にいた」
貴方の視界にこの本が入った時に、
内容よりも「これを読んでいた頃の自分」を
思い出してくれたら、
私は幸せ。
内容をこえて、
ううん、
この内容を読んで自分が何を思っていたか、
何を感じていたか、
その頃、自分の人生の中でどんなことがあったのか、
それを思い返してもらえるって、
「この本が貴女ものになった何よりの証拠」だもの。
私は、音楽が好きで。
曲が好きで。
ビビッときた曲は何百回と聴く。
聴きづつける。
そのアーティスト、
歌声、メロディ、歌詞、
すべてを超えて、
私は「自分のこと」を考える。
そのとき自分が思っていること、
そのとき自分が好きなひと、
そのときの自分の頭と心のすべてで聞く。
だから曲に残るのは「自分の思い出」。
そこに刻まれる。
その曲はタイムカプセル。
これは、ただの、私の聴き方。
人によるよね。
いろんな聴き方。いろんな読み方。
でも、私はそうだから。
誰かが私の本を読む時にも、
自分の思い出で
原型が見えないくらいに
いっぱいいっぱい
「塗り絵」してもらえたら
最高だよなぁって思うんだ。
サイン会で私と向き合った時に
泣いてしまう女の子たちがいるのは、
これもまた同じところからきていると思っていて。
本を読んで重ねた自分の想いや、
めいいっぱいもがいて生きているからこその苦悩が
そこで重なり合った安堵や、そこまでしなきゃ
夜をこえられなかった自分の孤独を、
思い出して、涙が出るんだと思うんだ。
みんな、
みんな、
みんな、
それぞれの持ち場で
自分の人生をめいいっぱい生きている。
そのことに私は心の底から感動するし、
書き手と読者として
リアルに出会えたその瞬間の
不思議がすぎるその美しいご縁に圧倒されるんだ。
Q.ーーー誰のために書いてるの?
自分だよ。
Q.ーーー才能を磨いて、
文章で魅了し続けたいと思う人はいますか?
いないよ。
むしろ、身内には、そんなに積極的には
読んで欲しいとは思わないのが本当のところ。
友達は嬉しいけどね。家族や恋人は、ね。
あまりにも近い人が必ず読んでいる、と思うと、
書きたくないと思うことが増えていくからね、嫌。
自由でいたい。
子供たちは、いつか大人になって
もし読みたかったらぜひどうぞ❤︎くらいの感覚で。
恋人とかには、
貴方のこと書いたよ、
ほら読んで!って思うときは、
その記事を相手に送るけど、
こっそりすべてを読まれていたら、
関係は悪化する可能性の方が高い気もするし..w
例えば出会ったばかりの素敵な男性がいたとして、
「本、どれから読めばいいかな?」って
私の仕事に興味を持ってくれたとして
「いいよいいよ、読まなくて」は本音だよね。
本から私を知られ過ぎてしまう。嫌だよ。
(あ。
同じような理由から、だよね。
ここにつけている「鍵」も)。
ーーーーで、
じゃあ、誰に読んで欲しいか。
本の向こう側で、
それぞれの人生を懸命に生きている類友だよ。
いつだって、
どう考えたって、
当たり前だけど
常に一人で書いている。
永遠に一人作業=執筆。
言葉。
文章。
想い。
涙。
怒り。
孤独。
その先で誰かの目に留まって、
何かを感じてもらえたなら、
「嗚呼、見つけてくれてありがとう」
ただただ、そう思うんだよ。
不思議すぎるんだよ。
🌹
そんな素敵な
ご縁で繋がった方に、
明日、リアルに会える。
🌹
🗝
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