undo
以前、この映画の個人的に書いた感想を、写真集購入記念として爆載。(書いた日:2019年5月13日)
以下、感想文。
undo を観た。
この作品は、昔一度観た事があった。
最初に観た時は山口智子可愛いな位におもっていた。
菊地さんが、
私が菊地さんを知って最初の頃、『大きな古時計』をよく演奏していて、不思議におもっていた。
お洒落だとおもった。
病院の帰りに道端でキスするシーンが輪郭もバックも曖昧で、幻想的で、まるで、ポラロイドみたいに撮れていて、美しいとおもった。
山口智子のシャワーシーンを見て、シャワーシーンを初めて美しいとおもった。
「待ってるを縛ったの」
亀を縛った時に亀甲縛りじゃんっておもったけど、この部屋はまるでアートみたいだから写真に撮ればいいのにとおもった。
「愛を縛ったの」
女の人が哭き叫びだすと、
私は涙ぐんだ。
でも、やはり、
「放っておいてもいいのに」
とおもった。男の人が抱きしめてお互いを見つめた時に、
これがいいとおもった
インチキ医師が、
「今晩は、彼女を縛りましょう」
と言った日。
女の人が椅子に座り、
男の人が縛り始めると、
私は涙が流れて止まらなくなった。
なぜないているの。
男の人が狂う程ないて、
女の人の目は、どこかを見据えていていながら茫然している時に、
私は、
「この人は、このままでは人形になってしまう」
と、はっきりとわかった。
日本一かわいい山口智子
だとおもった。