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新しい働き方LAB第2期研究員制度中間報告書~幸せを追求した活動で、幸福度は高められるか~
こちらは新しい働き方LAB第2期研究員制度の中間報告書として作成したものです。2つの指定企画に参加中のため、そのうちの一つ「幸福学」の企画について6月~8月までの活動報告をまとめました。
◆実験の目的と背景
昨年の新しい働き方LAB1期生として参加していた際に、最後に開かれたアワードで「幸福学」の第一人者である前野隆司さんのお話を聞いたのがきっかけとなり、幸福学に興味を持ちました。
幸せは、「やってみよう」「なんとかなる」「ありがとう」「あなたらしく」の4つの因子の均衡によって満たされる
当たり前のようで当たり前でない、そんな一つ一つの言葉になるほどとうなずき、自分も本当の幸せを手に入れたいと思った。
というのも、フリラーンスとして活動を始めて2年。収入よりも時間外労働の方がどんどん増えていくなか、本当にこの働き方が正しいのか、本当にこの道があっているのかと考えさせれる時期でもあります。
そんななかこの指定企画を見つけ、自分で幸せをコントロールできるようになってみたいと応募しました。
◆検証したいと思っていたこと
・利他的な活動が自分の幸福度につながるかを検証
収入も時間も活動内容も含め、自分にとってよりウェルビーイング(心が豊かになり、体に負担がない)となる活動はどれくらいの割合なのかを検証し、将来の人生設計の参考にしたい
https://note.com/lilycolor06/n/nf845aacbdadc?magazine_key=mece4c285b341
今思えば結構大げさなことを書いていますが、要するに、今やっている活動の中で、収入につながるものとそうでないもの、このバランスがどれくらいであれば幸せだと思えるのかを検証してみたいと思いました。
◆研究活動の概要
幸福学の研究には定期的な活動と不定期な活動があります。
まずはこちらの前野先生が出されている3つの本を読むこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1663604581759-0pbhJE5Cva.png?width=1200)
そして毎週送られる課題への取り組みです。
毎週の「ハピネスチャレンジ」(前野先生の研究結果に基づいた、幸福度を高めるための問い)に取り組んでいただきます(各チャレンジの所要時間は15分程度を想定)
また「幸福度診断」も月1回受けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663604938523-htbFIqgeiu.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1663604994684-br4hQSM41u.png?width=1200)
また私は独自で自利と利他の活動バランスと幸せとの関係を検証しようと思い、日々のフォーマットも作成していました。
<測定する内容>
①利他的な活動をどれくらい行ったか
②自分のための時間はどれくらい使ったか
③収入のための活動割合
④家族との関わり度合い
⑤他者との関わり度合い(友人・知人含む)
⑥一日の幸福度
◆中間報告時点での気づき
7月中旬ころまでの活動は、やや遅れているぐらいで推移していましたが、夏休みに入ると同時コロナに感染。その後倦怠感が続き、完全に体が戻ったのが8月お盆明け頃でした。
そのため上記の総合値推移のグラフを見てわかるように、一気にグラフが急降下しています。
この時は仕事もままならず、正直研究員制度なんて…。と思ってしまう自分がいました。けれどその後なんとか回復することができ、8月後半から今日まで活動的に動けていたこともあり、今日診断した結果は一気に幸福度が上昇しています!!
まさに「幸福=Well bing」を実感した期間でした。
そして自分で作ったフォーマットは、あまり活用できないことにも気づきました。なぜなら毎週のハピネスチャレンジと、この幸福度診断で十分測定できると思ったからです。
ただ7月から1か月間測定するなかで、やはり自分は利他的活動によって幸福を感じることが多いとも気づくきっかけになりました。
ようするに私にとって、収入度=幸福度ではないということです。
◆中間振り返り
8月末から本業が忙しく、ほぼセルフブラックな状態が今日まで続いています。そのうち約3分の1が、利他的な活動が含まれています。
インタビュー、市民活動などでは多くの方と交流し、会話を深めることで自分の価値観や考え方がさらに広がったと感じています。
また、自分の強みも再認識することができました!
これまで経験したことは何一つ活かされていないと思い込んでいましたが、私にはどこまでもポジティブであることと、優越なく幅広い方々と接することが出来る!
このことに気づけただけでも、この指定企画に参加してよかったと思っています。
◆まとめ
以前の私は否定的な考えしか持てなく、仕事も自利的な面でしか考えられませんでした。この活動に参加する時点ではすでに180度自分を変えられたと思っていましたが、幸福度診断を見る限りまだまだ満たされていないんだなと実感させられます。
残り約3か月の研究員制度の期間にできるかぎりその理由を見つけ出したいのと、研究員生の方々とも交流を深めてもっと幸福になりたいと思います!
そして自分幸せになることで、家族や団体活動のメンバーと参加してくれる子ども達、また仕事で関わっているチームの方々、SNSで繋がっているお友達、オンラインで顔合わせした方、仕事で出会った人にも幸福を与えられるようになりたいですね。