東京オリンピックの開幕に期待すること

Lilyです🕊　

初めましての方へ、私のプロフィール です。

TOKYO 2020の開幕がいよいよ今週となりました。コロナの感染状況と併せて日々さまざまなニュースが飛び交ってはいますが、歓迎や祝福モードの乏しい今回のオリンピックに、日本だけでなく世界中がどう解釈するのかが気になってたまらないLilyです。

開催断固反対派、やるならこの際世界にアピールをというポジティブ実行派、無関心派。様々な層があるかと思います。

・元を辿れば、2020の東京開催を懸命に誘致したチームの方々。
・度重なる変更にも関わらず、プロジェクトに携わってきたプランナーの方々。
・ひたむきに練習に向かい合ってこられたアスリートや出場をやむを得ず断念した方。
・開催が決行し、日々陽性の来日者が入国し空港の検疫や医療機関など現場での対応に追われ、先が見えない中頑張って下さっている方々。
・振り回され続け、いよいよ本番を迎える運営準備やボランティアの方達。
・オリンピック商戦に命をかけていた企業やその影響を大きく受けてしまった社員や家族の方々。
・オリンピックにまつわる企画を具体化したものの、中止となりみな水に流れてしまった自治体や企業の方々。
・最後にこの1-2年間、コロナ禍で国や都における難しい判断を迫られてきた方々とその代表格の総理や都知事。

複雑な集合意識や、個人の考え、思い、エネルギー。今回のオリンピックで、これ程までに何もかもが複雑に絡み合い、混沌とした世界を、私は生まれて初めて体験しているかもしれません。

マスコミが説くように何が良くて何が悪いとかではなく、客観的に冷静に

情熱、怒り、期待、失望、不安、我慢

といったあらゆる感情を感じているのです。

私にも個人の感情があります。

それは、上記の皆様それぞれへの共感の思いとは別に、私の心が反応しているものがあります。

私は、アーティストの方への尊敬の眼差しがあり、二元論的な政治の世界の判断とは別に、このコロナ禍での異例のオリンピックをどのようなメッセージとして表現するのか、そこにとても注目しています。

開会式などというセレモニーは、最終的に多くの組織の合意を得て、承認されてこそ最終作品になるものですが、この極まりない複雑さを人間が感性という自由で素晴らしい能力を以ってどう表現していくのか、どういったメッセージとして作り上げていくのかに私はハートの鼓動が聞こえるほど、楽しみにしています。

船から選手村を見てきました。

アスリート始め、オリンピックに携わる全ての皆様、心から応援しています。まもなく、全てが始まり、1-2ヶ月で終わります。資金の問題や感染拡大など、これから解決しなくてはならない問題はこの先も続きますが、この数年間のモヤモヤとした状況から一つのマイルストーンを達成するのが、今このタイミングです。

個人レベルでも国家レベルでも、このオリンピックは何かを体験するための学びなのであると思っています。

Lily

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