旦那にスピリチュアル的感性があったかもしれない説
Lilyです🕊
初めましての方へ、私のプロフィール です。
まだまだ風は冷たいけれど、日差しが色濃くなってきて、春が近づいているのが嬉しいです。そんな中、少し柔らかい気持ちで久しぶりのnoteを書いてみます。
結婚してまだ子供がいなかった頃、そして暖かい夫婦関係があった頃、夕食の支度をしている私はキャベツの千切りでかなり激しく指を切りました。買ったばかりのセラミックの包丁の扱いに慣れていなかったのです…。紛らわしいことに、セラミックの包丁の刃は白いのです。キャベツの芯も白く、おっちょこちょいな私はまな板の上で自ら左手指に包丁事故を起こした訳です。
旦那氏が優しく手当をしてくれたかどうかは正直忘れましたが、その時台所にやってきた彼の発言が最近になって急に脳裏に蘇ってきたのです。
昨日の喧嘩で俺がキミを責めて酷いことを言ってしまったから、こんな事故が起きてしまった。キミが怪我をしてしまったのは俺のせいだ。
映画のようなセリフ…(泣)
若干違和感を感じたものの、彼の優しさ、思いやり?が伝わってきて嬉しかったのを覚えています。
一般的に考えれば、指を切ったのは私の不注意にすぎず、悪者はと言えば厄介に白色した包丁なはずで、しかも私は料理中に数日前の口論のことを思いながら料理をしていた訳でもないし、そこに居なかった彼に責任があるとは、異次元な解釈すぎやしませんかと。まぁ、深くは考えず、その言葉の優しさに感謝し、しばらく包帯生活が続き、とりあえずそこから数年経って今があります。
「驚愕、そんな彼が突如モラハラ旦那に!」というドラマチックなゴシップ話を今回はしたいのではなく、私が言いたいのは、彼が感じたその感覚がまさにスピリチュアルであるのではないかと。目に見える事象を超えたエネルギーの世界を彼は感じていたのではないかと。
今思うなら、数日前の口論以降、自分をダメ出しするような気持ちが私の中にあったのは間違いないでしょう。たくさん責められましたから。私がそういう意識を持ったのは口論の時の彼の言葉が原因ではあったけど、心の傷が実際の指の傷となって起きたというのは、私の自責の念が包丁の刃となり、事故が起きたというのは、スピリチュアルでいう、宇宙の法則の代表的な構図とも言えるのではないでしょうか。結局エネルギーなんですね。
彼はそれを無意識的に感じていた。当時の旦那氏なかなかやるじゃないか。そんなことを思い出した冬の終わりでした。
(因みに旦那氏は今も昔も言葉巧みなタイプではありません)
愛をこめて、Lily