Ableton Liveで、RC-808を使う方法。(Loopbe1不使用)

簡単にまとめると

オーディオドライバを二つ用意して、外部音源を読み込む設定をするだけ。

必要なもの

・オーディオインターフェース(ドライバ) x2 (お持ちのものと、ASIO4ALL等)
 本記事では、フリーソフトのみで使える方法もご紹介します。
・Abelton Liveシリーズのどれか一つ
 筆者はLiteで動きました。
・RC-808 by Analog Mafia
・仮想MIDIドライバ(Loopbe1か、LoopMIDI)
 Loopbe1が使えない人はLoopMIDIを使用します。

RC-808・LoopMIDIのインストールと設定

筆者は、Windows 10 Pro・Ableton Live Lite・LoopMIDIを使用していますので、その方法で進めていきます。
Loopbe1での設定方法は、藤本健のDTMステーション様 該当記事の下部をご参照ください。

1.LoopMIDIをダウンロードする。
 ここをクリックして「download LoopMIDI」からダウンロードします。

2.インストールと起動
 ダウンロードした、「loopMIDISetup_1_0_16_27.zip」(最新版を推奨します)を解凍して「LoopMIDIsetup.exe」を
 実行しインストールして、起動しておきます。

3. RC-808を公式サイトからダウンロードする。
 
ここをクリックして、ちょっと下にスクロールして
 「Windows Version」をダウンロードします。

4.RC-808の実行と設定
 「RC-808(1.02).exe」を開きます。左上タブから、Setting(S)-Deviceを
 クリックしてDevice Settings画面を開きます。Audio OutputにAbletonで
 使っていない
オーディオインターフェースを設定します。
 (オーディオインターフェースがない場合は後述しますので、そちらを
 ご参照ください。)

5.MIDIポートの設定
 
続けてMIDIportのMIDI INに「loopMIDI Port 1」を選択します。
 隣のチャンネル(CH)を「10」に設定します。OKを選択し、閉じます。

6.チェックを入れて準備完了。
 Setting(S)ーSystemからSystem Settings画面を開き、「Enable Note Off」「Wave Monitor」にチェックを入れ、OKを押して準備完了です。

音の鳴らし方

藤本さんも解説されてましたが、この流れで一応、ね。
左上タブFile(F)-Load Paramaters (Kit)...を選択。先ほどDLした「ReCreate-Win」を選択して、「ReCreateWin→ReCreateWin→
Data190922→808ClasicPattern→808VintOpnCls」と進み、「808VintOpnCls.allprm」を開きます。
そして、4色のボタンを押せば、808の伝説の音が出せます!
おめでとうございます!ヒューッ!


Abletonから使用する方法

1.環境設定
 左上タブからオプション→環境設定で、LinkMIDIタブを開きます。
 MIDI Portsから「Output: LoopMIDI Port 1」を探し出し、トラックを
 オンにします。xを押して閉じます。

2.MIDIトラックへの設定
 MIDIトラックを開き、MIDI Toのところ「LoopMIDI Port 1」を選択し、
 その下「Ch.10」に設定します。録音をアーム(赤点灯)させれば完了です!


オーディオインターフェースがない場合

ASIOドライバー「ASIO4ALL」と仮想オーディオミキサー「Voicemeeter Banana」を併用することで、RC-808が使えるようになります。
(検証済みですが、できなかったらコメントください)

1.ASIO4ALLのダウンロードとインストール
 ここから「ASIO4ALL 2.14 - English」をダウンロード(最新版推奨)し、
 DLした「ASIO4ALL_2_14_English.exe」を実行・インストールします。

2.Voicemeeter Bananaのダウンロードとインストール
 ここから「Voicemeeter 2.0.5.3 (EXE file)」をダウンロード(最新版推奨)し、
 DLした「VoicemeeterProSetup.exe」を実行・インストールします。

3.オーディオデバイスの設定
 前述の項を参照し、RC-808とAbletonに適当に設定したら、鳴らせる
 ようになると思います。以上!


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