【私が英語コーチになったわけ③ 言葉のすれ違い】
三章に分けてお伝えさせて頂いている「私が英語コーチになったわけ」
①英語コーチとの出会い ②英会話講師時代の生徒さまへの想い
そして本章が最後となります。
長文になりますが、読んでいただけると嬉しいです。
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2022年11月その頃、とても悲しくなる出来事がありました
IT業界ではオフショア活用が盛んですが、私が勤務しているところでは、中国の方がオンラインで一緒に働いています。
中国と英語でやりとりするか?というと、していません。
基本的に、日本語を習得された中国の方がブリッジとして、日本語でやりとりをしています。
私自身は、中国の方と関わることは少ないですが、何か質問をしても、それを非難されたと受け止められたのか?と感じるような反応をされる中国の方がいらっしゃいました。
以前、私もやりとりをしたことがあるのですが、こちらの意図が伝わっておらず、「認識にずれがあると良くないので、確認させてくださいね。」と送ったら、「分かってないのはそちらだ」と返事が届いたことがあって、傷ついたことがありました。
この時ほど、言語の壁を感じたことはありません。
「認識のずれ」という表現がうまく伝わらなかったのか、誤解が生じていることだけは分かったので、一度、深呼吸をして気持ちを落ち着かせました。
そして、根気よく丁寧だけれども、簡単な日本語で連絡した背景を再度、お伝えしました。
こちらの意図は、「同じ表にある情報について確認をするから、まだだったら一緒にやっても良いか?」だったのですが、どうやら彼は「まだ出来ていないの?!」と言われているように捉えていた様子でした。
今、考えるとプリフレーム(何を目的に質問しているのかなどを明確にしておく)をできていなかったことが原因のひとつではあるのですが、心が削られるなぁーっと感じたことを今でも覚えています。
そして、その彼が、別の方と日本語でのやりとりの中で、意思の疎通がうまくとれていない。そんな事態が何度も発生していました。
何度も重なるそのようなやりとり
日本語の特徴となる主語が曖昧であったり、察する文化が良くない方向に働いているように見えました。読み手の理解度によって、いろんな角度で受け止められる文章。
中国側の日本語も、ビジネス文としては適切なのだろうかと感じる表現も少なくはない。双方の歩み寄りは簡単ではないような雰囲気となり、結果的に、殺伐とした空気が流れ、その中国の方はプロジェクトから離脱することになったのです。
言語によるコミュニケーション
話がかみ合っていない
お互いが言っていることがうまく伝わらない
また、彼と同じような体験を英語でのコミュニケーションの中で経験している人もいるのではないかとも感じました。
とても悲しく、何かできることがあるのではないかと強く感じたのです。英語を学習することで、多文化にも触れることになります。そのことが、日本語でコミュニケーションを取るときでも好影響を及ぼすのではないか・・・。
その時、別のIT企業に勤務していた時のことを思い返してみたら、いろんな思いがこみ上げてきました。
米国への出張してのプレゼン対応の代行、インド活用プロジェクトにおける会議通訳、主担当ではないプロジェクトのヘルプをしていて感じたのが、「プロジェクトそのものを理解していない私が、伝えられることには限度がある」ということ。
何日もかけてじっくりレクチャ頂ければできることも多いですが、その場限りだったり、数時間のレクチャでは、やはり限界がある。その場で、私自身が理解できないから、日本語での質問をいろいろした上での通訳。
貴重な会議時間を、そのやりとりで費やすことが申し訳ないし、もどかしい。
英語から入った私にとっては、プログラミング言語は「英語」のひとつ。一方で、プログラマの方の中には、英語を苦手と感じられる方もいます。
プログラミングという決まった構文のようなものがある言語を扱えるということは、英語のルールを理解さえすれば、そして、何かきっかけがあれば、飛躍的に英語力アップできるんじゃないか・・・。そんな風にずっと感じていたのです。
私がIT業界でやってこれたのは「英語」があったから。そして、今、家があって、ご飯が食べれて、生活ができている。長年お世話になってきたIT業界にも何か恩返しができないか。そんな思いが溢れてきた。
英会話スクール元同期のNちゃんの師匠
奥村先生のプレセミナーは残り数日。
そんなタイミングだった
空き状況を確認した。
残席1・・・唯一参加できる日曜日に空きがあった。
確か数日前、日曜日は残席0
これは運命か?
そんな気持ちでプレセミナーに応募したのは11月11日(金)23:18
これが私の「英語コーチ」人生のはじめの一歩だった。
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notesを始めたばかりの拙い文章にお付き合いいただきありがとうございます。ITへの恩返しと言いながらも、私が以前、英会話スクールで働いた理由は、将来、おうちで子供たちに英語を教えたい。そんな想いからでした。
今は、未来ある子供たちが英語を楽しく身につけられる手伝いをしたいと想うとともに、その子供たちが英語を楽しめるのには、お父さん・お母さんの背中を見るのが一番☆という想いから、40代以上の学び直しなどもサポートしていきます!
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英語コーチ *Lily*