Amazon ジャパンもメーカーじゃないとカタログ作成できなくなる?
こんにちは、リリィです♪
先日、公式LINEフォロワーさんからこのようなご質問がありました。
※語尾箇所は記憶曖昧なため異なる場合があります
私の結論というか予想は、
アマゾンジャパンもアマゾンアメリカ同様に
メーカー以外カタログ作成が全くできなくなるとは考えにくい。
ただ、カテゴリーによって、またはセットカタログの方法によっては
日本でもメーカー以外のカタログ作成が不可になる可能性はあるかもしれない
と思います。
昔から、AmazonUSの規約がゆくゆくは日本でもそうなるような流れはありますが、その国ごとで販売特性というものもありますから、100% アマゾンアメリカが規約変更があったからといって、採用されるとは限らないかなと
そもそもアメリカは訴訟大国という国柄的な事情も規制を手伝ってるのかなとも感じます。
日本の場合、メーカーだけと絞ってしまうと、
アマゾン自身が大幅に売上を落とすことになって、打撃受けると思います
せどりが及ぼす影響
2024年ますます出品規制解除が厳しくなっているようですね。
個別zoom相談でせどりをされている方のお話を聞くと、
「どんどん規制解除が難しく、販売が出来辛くなっています」
ということを多く聞きます。
知的財産権の侵害問題
せどり仕入れの場合、
企業間契約をせず、店舗や楽天市場でのポイントせどりなど
小売店から仕入れて販売しているスタイルなので、出品規制が解除できても、無許可販売のため知的財産権の侵害で販売継続不可になる可能性は高いです。
知財侵害の問題が多く、取り締まりも面倒となった場合はカタログ作成のハードルも上がる可能性もありますね。
私はメーカー卸取引なので、
・規制解除ができない
・真贋で販売できなくなった
などの問題がなく、これら規制関連の情報に疎くなってますが、、、
せどりは規制には非常に弱いので、
やっぱり正規ルートで企業間契約を結んだ当たり前のビジネスが1番です!
せどりで規制リスクを負った販売をするなら
最初からメーカー取引の開拓をした方が良いと思います。
カテゴリーによってはメーカーのみカタログ作成できるようになる?
日用雑貨
ヘルスケア品
ビューティー
食品
家電
などなど
前述の延長線上の話ですが、
カテゴリーによって、メーカーから知的財産権の侵害での問い合わせがAmazonに多く寄せられているものは、今後メーカーのみに権限が付与されるかもしれないですね
例えば、
ビューティーカテゴリなど、正規契約ではなくせどり仕入れで販売しているセラーへ真贋調査が頻発しているとか
ビューティーは売価も高く、高利益、高回転でせどりでも人気のカテゴリーです
メーカーにとっては、肌につけるもので万が一トラブルがあった時の対応もあるので店舗から仕入れて安易に販売されては本当に困りますよね。
なので、メーカーHPでは正規販売ルート以外の商品は補償対象外と謳っている企業もあります。
=転売での販売があって迷惑してるということですね
薬事法も兼ね合うし、ただ売れるからとせどり販売をするのは危険。
今ビューティー系は既に、
カタログ作成でも成分表を出さないと作成もできないようになってきているので、せどらーさんは新規カタログはもう既に作れない状況になってきてい
るのではないでしょうか
せどりが及ぼす影響から考えられること
せどりはメーカーから販売許可を得てない無許可販売ですので、
知的財産権侵害が発生しやすいです。
そのため、万が一、購入者へ何かあった場合、
Amazon自体もそのような無許可販売をさせる場を提供していると
問題視される可能性もあります。
ということから、
正規ルートからの仕入れ証明がないとカタログ作成不可や
カタログ作成がメーカーのみになる可能性はあるかなと思います。
このようなせどりが原因で、
メーカーや卸業者からの正規ルートで取引をしている小売店も一緒くたにカタログ作成できなくなるのは、迷惑な話です。
セットカタログ作成の内容によってカタログ作成できなくなるかも
「おまけ」をつけて他セラーと差別化をし、独自カタログとして販売する方法流行ってますが、
(例) 〇〇ドリンク 500ml オリジナル□□おまけ付き
元々メーカーが製造した商品Aに、
出品者が独自で作ったおまけ、または製造メーカーの商品を「おまけ」としてつけたものをセットで販売していた。
そこで、購入者に問題が起こった。
この場合、
責任の所在=補誰がその問題の責任を負うのか
を追求しないといけなくなります。
①セットにした出品セラーが、セット梱包する段階で破損をさせてしまった
②メーカーから出荷される前の時点で問題があったのか
そういった、様々な問題が兼ね合う可能性が高いセットに関しては最初から規制をかけて販売が出来ないようにするかもしれない
というか、責任問題以前に
そもそも新品で「おまけ」と表記する自体Amazonでは規約違反
🔻
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/200329080#GUID-2CE07D27-1EA7-4248-9EAA-E47F2828C9DA__SECTION_1D170C63E30A47D6AD35D11CEDBB8164
こういうルールを違反したり知らずやってたりする販売セラーが増えると
AmazonUSとか関係なく、販売ルールが厳しくなっていくわけです。。。
変化に対応できるメンタルとリスクヘッジの重要性
AmazonUSのご質問からここまではっきりと決まったことではないので、
タラレバの内容で話してきましたが、
今はまだ未確定の状態。
その状態でわかったのであれば、そうなった時のためのリスクヘッジの準備ができますよね?
・せどりだけでなく、メーカー卸仕入れのスキルを身につける
・他ECとの併売を進める
・他ジャンルの開拓をする
やれるべきことはあると思います
私は、情報配信をしていますが、
公式LINEも規約が変更され配信者の中にはアカウントが閉鎖された方もたくさんいらっしゃいます。
どの業界も、1つに的を絞って事業を行うのはとても危険です。
・新たなEC開拓が面倒
・高回転で販売できてる商品への依存
このように変化を受け入れられない事業者は、衰退していきます。
時代が変わればやり方も変えていかないといけません。
生きていくには
✅変化を受け入れるメンタル
✅そうならないために先にリスク分散
ということが事業を継続していく上で大事なことだと思います。