
“体の本来の感覚”が研ぎ澄まされる-真っ暗闇のなかでの貴重な体験
今年の夏に参加したワーケーションプログラム で知り合った方からの
おすすめで、ずーーっと行きたいと思っていた
竹芝のダイアログ・イン・ザ・ダーク へ行ってきました。
視覚障害のある方の案内で、完全に光を遮断した”純度100%の暗闇”の中で、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむ場所。
ここでの体験が言葉で言い表すのが難しいほど、本当にすごくて…!!!
あまりに素晴らしかったこの体験をいろんな人にシェアしたくて、
noteにもブログを残すことにしました。
私が行ったときのテーマは「秋を感じる、見えない東北の旅」。
※私が参加したのは2023年10月頃で、今は別テーマで開催されています。
実際に、白杖をもって暗闇の中を歩きます。
本当に真っ暗だと目の暗順応とか関係ないんだ、ということを初めて知りました。
聴覚以外の感覚を研ぎ澄ませて、
自分が今どこにいるのか、
これからやりたいことをする
(電車の中で空いている席を見つけて座るとか橋を渡るとか)
ためにどうすればいいのか?
“触覚”と“音”と“白杖”だけを頼りに進みます。
楽しいという言葉を安易に使っていいのかわからないけど、
想像を超えるワクワク感に包まれていたし、
公園のなかで葉っぱや木をかき分けて歩き進んでいく中で、
ブランコを見つけたときはめちゃくちゃ感動したし、
何より自分が今まで感じえなかったことを
これから感じられる機会を持つ機会が増えそうだなぁと感じました。
もちろん中の空間は一切見られていないのですが、
こちらの写真は私が暗闇を歩きながら思い描いた空間の複数イメージ。
(絵日記をかいたのは多分小学生以来)

普段はブラインドサッカーのプレーヤーをされている
アテンドのなおきさんのお人柄もすごく素敵で、
最後まで楽しめたのもアテンドの方のスキルのおかげだと思います。
(恥ずかしながら、ブラインドサッカーという競技があることも知らなかった私…)
感覚・感性を研ぎ澄ます、
体の純粋な反応を素直に受け止めてアクションに移す、というのは、
自分の人生を歩んでいくうえでも大切なことであるように思います。
ちなみに視覚ではなく、聴覚を完全に遮断するプログラム
「ダイアログ・イン・サイレンス」 もあり、今年の1月に参加してきたのですが、こちらもまた違った角度で楽しめるプログラムでした。
行って後悔することはまずないと思うので、少しでも興味を持った方は
ぜひ行かれてみてください✨