1億4690万キロメートルの孤独
ブログのタイトルを考えてみた。とは言ってもnoteにはタイトル設定ないから考えたところでって話なのかもしれないけど。
昔アメブロで書いていた記事をちょっとずつ引越しすることにしたので、タイトルもひっぱってきてみただけ。
『1億4960万キロメートルの孤独』
昔から谷川俊太郎さんの詩が好きで、
谷川俊太郎さんの有名な詩、
『20億光年の孤独』
をもじってみました。
1億4960万キロメートルは、
地球から太陽までの距離です。
20億光年は谷川さんが詩を発表された当時の宇宙の大きさ(距離)で、現在は38億光年に広がっているそうです。
そして、
私の孤独は地球から太陽の片道分くらいかなーと。太陽が近づくにつれてきっと孤独じゃなくなるかなと。近づきすぎたら焼け死ぬけど。
というか、地球上の我が家のベランダから太陽の光を浴びてる時は孤独じゃないなあといつも思う。
だから私の孤独は太陽が見えない時間帯だけでした。
何が言いたいかわからなくなってきましたが、
そんな感じで自分の孤独感、人間の持つ孤独をブログのタイトルにしてみました。
話は変わりますが、
最近世の中に急な変化が起きて、
困っている人や大変な状況の人もたくさんいると思う。日本は飲食や観光産業などサービス業に従事している人達が約7割だそうで、観光客も毎年すごい勢いで増え、
観光立国していくのかなと感じていた矢先の出来事。びっくりした。
私は日本という国の歴史や文化が本当に好きでリスペクトしているので、自分も含めこの状況を耐えて乗り越えたらまた日本の綺麗な風景や美味しい食事、素敵な文化を体験しに来てもらえるように頑張りたいと思う。
(和のジュエリー作りもそうだけど、沖縄で民泊始める話もこの後様子見ながら進めたい)
そして大好きな近所のレストランや日本各地でお世話になった旅館の人たちやツアーのガイドさんたちが、この状況を乗り切ってくれることを心から祈る。私に出来ることは近所のレストランで始めたデリバリーを頼むくらい。。
さて、世の中が慌ただしくなって変化していく中でもしかしたら人の生き方や価値観も変わっていくのかな、とふと思う。
私は会社勤めをやめて以来、
人付き合いがめっきり減って引き篭りになったのだけど、そんな今の生活が好きだったりする。
人間に興味はあるけど、気を遣い過ぎて疲れるし踏み込んで欲しくない所に入ってこられるのが心から苦手なので、
この5年くらいで仕事関係含めて深く付き合ってる人が片手で数えられるくらいにまで減った。
飲みに行く約束もお茶して世間話することも、
会社で売上を競うことも派手な企画で成功して褒められることも反対に貶されることも、ほとんどなくなってしまった。
そしてふと気づいた。
注目されないってなんて心地良いのだ!
ゆっくり無言でいられる時間の幸せなことよ。
人目を気にしようにも、もはや気にしてくれる人がほとんどいない。
そうしたら、自分が大切にしたい価値観がなんだったのか、自分の好きな時間の使い方がどんな感じなのかがやっとわかってきた。
私と同じかわからないけど、
そんな風に世の中の人たちがちょっとずつ自分自身が何を一番大切に思うか気づいて、
もっともっと価値観って多様化していくのかなあと思う。
そう、孤独って時には大事なことだと思うのですよ。地球から太陽の片道分くらいの孤独は、人を幸せにするかもしれない。
孤独って曇って見えなくなった窓ガラスをピカピカにしてくれるスプレーみたいな。
孤独になってはじめて、
人付き合いが死ぬほど苦手でも大事にしたい友達や仕事仲間や家族が見えてきたり。
だから人間にとって一度内側に篭って自分を見つめる時間って大事だと思う。
とりとめもなくなりましたが、
そんな気持ちを込めてブログのタイトル
『1億4960万キロメートルの孤独』
と名付けてみました。
しかし、いつまでもうちに篭ってたら商売にならないのでも少し外に目を向けようと反省する(フリをする)今日この頃です。