我が家のワンコ、ポムのこと。

毒親ネタに飽きた（吐き出しまくったらスッキリしはじめた）ので、我が家のワンコ、ポムのことを書いてみる。

私は、犬が好きだ。犬だけじゃなく動物が好きだ。昔は獣医になろうと思っていたけど理系科目が苦手で諦めた、でも今は平日ヴィーガンを実践しているくらい、動物が好きだ。好きで好きで、この想いは愛以外のなんだろうと思うくらい、好きだ。動物が好きだという気持ちが私を幸せにしてくれる。

さて、で、ポムはペットの里親ボランティアをしているハートinハートという団体から譲渡を受けてもらってきた。熊本でいっきに大量のワンコが産まれて飼えなくなったおうちから保護されてきた子だ。ちなみに、女の子でミニチュアダックス。

東京都は昨年ペットの殺処分ゼロ達成をしたけれど（裏でまだペットショップやブリーダーから売れなかったワンコや病気になった子を処分している業者がいるらしいという噂はあるが）、それでも、多くのボランティア団体の活動によって犬や猫などたくさんのペット動物の命が救われている。

私はペットショップでの生体（生き物）の販売には反対。ブリーダーも母犬に産ませるだけ産ませて、病気になったら犬猫を保健所に持ってくような輩はデスノートに名前書いて殺してやりたいと常々思っている（過激？）

ほんとさ、お金もらわずにボランティアでペット動物の保護活動をやってる人たちがたくさんいる一方で、お金儲けのために動物を利用した挙句、病気で捨てる人間もいるなんて、人間ってなんなんだよ、と思う。

さて、それはさておき、うちのワンコのポムのこと。

ポムは、現在7歳。1歳半の時にもらってきて、今はすっかり我が家の大事な家族。

犬ってすごいなあと思うのが、この子はとても甘えん坊で私と夫が2人揃って家でくつろいでいると撫でろとか一緒に寝たいとかいろいろな意思を表示してくるし、

それに、私たちが時々夫婦喧嘩をすると仲裁に入ってくる。怖いのか少し震えながら。（迷惑かけてごめんなさい）

そして、喧嘩でより落ち込んでたり傷ついてたりする方の家族に必ず寄っていって、様子を伺ったり、大丈夫？みたいな顔してペロペロ舐めてくれたりする。どちらかが感情的になってワーッとものを言ったりすると、

「やめろ！」

みたいな感じでワンワン吠えたりもする。

そして、私も夫も落ち着くとポムに謝る「喧嘩して迷惑をかけてしまってごめんね、慰めてくれてありがとう」と。

犬や猫、動物を「ペットは自由に家を出たり出来ないし、自由がない」とか言う人もいるし、「所詮ペットはペット、人間じゃない」と思う人もいるかもしれない。それは、その人たちの自由だし動物を傷つけたりしないなら何を思おうが私には関係ないけれど。

でも、犬や猫ってほかの動物や人間の感情がわかるし、自分には家族としてこういう役割を果たさなきゃ、みたいな責任感みたいなものもあって、個として独立した存在なんだよね、と私はいつも思っている。

ポムにはポムの感情があるし、家族としてこういう風にしたい、という想いがあるんだと思う。それは一緒に暮らしているととてもよくわかる。

そして仕事をしてお金を稼いだり、自立してひとりで生活したりはしないけど、ポムにはポムの世界での自由や、好きなことや、やりたいことや、反対に嫌なことやされたくないことがあるんだよなあと。

私にとっては子供の時に飼っていたこてつという犬が最初に思いやりを教えてくれた大事な存在だったし、犬から学ぶことはとても多い。

動物って愛情や思いやりの自然な在り方や、群れで暮らすことの面白さや大変さを教えてくれる、大事な存在なんだよなあ。

そんなことを、ポムと、最初に飼ったワンコのこてつへの感謝を込めて書いてみました。