あえなく挫折
Note365日の目標はあえなく…早い(涙)
週末は子供達がバイオリン尽くしで、頭がいっぱいいっぱいになってしまった。
子供のことはいつものことだけど、うまく時間を使えなかった自分が悔しい。
まだまだ始めたばかりで、見て下さる方も少ないけれど、恥ずかしさでいっぱい。
昨日は、子供達の晴れ舞台。
ある音楽コンクールで賞を頂いたので、カーネギーホールで受賞コンサートに出演した。
娘はソロ演奏+息子ともう1人の子とアンサンブルに出演、2曲も弾かせて頂いた。
息子は、ずっと練習している曲で挑戦したかったのだけど、始めたのが遅くて選考に間に合わなかった。
来春に挑戦するかも。
前日まで迷走していた娘のヴィバルディのコンチェルト。
当日に朝起きてからひたすら練習しまくって、なんとかまとまり本番では最高の演奏!
ノーミスで音も最高に美しくカーネギーホールに響き渡った。分数サイズの小さなバイオリンに関わらず、あの力強い演奏。
自信に満ち溢れてキラキラしている娘。
感無量。
ちょっと前まで、2つ上の兄の真似ばかりして、小さいから可愛がられてただけだったのに。曲の感性よりロボットみたいな弾き方をしていたのに。
突然彼女の力が爆発した感じがした。
息子は、彼のレベルにしたら簡単すぎる曲だったけれど(年下の子合わせだったので)、リーダーシップを学ぶとてもいい機会となった。
出番直前に、なんとその男の子が緊張して出るのを嫌がってしまったのだ。
後で彼はかなり焦ったと言っていたけど、主催者側が機転をきかせてすぐにプログラム変更。
後に回してくれた。
後半のプログラムで再登場したとき、息子は優しく彼を舞台上に導き、しっかり2人を見て演奏の合図を送っていた。
練習の時は、ソリストタイプの彼は2人に気を使うことなく自分のペースで弾いてしまい、彼自身はその問題に気付いていなかった。
「やってるよ!見てる。」
しかし演奏中の彼の目は遥か遠くを見つめていたから…
こういうアクシデントがあったから、彼は目が覚めたのかもしれない。
明日この曲をやったら元に戻っているかもしれない。
でも昨日やれたことは絶対に彼の身になったはず。
男の子のお母さんのハラハラを考えたら、ちょっと同情してしまうけれど(終演後にひたすら謝られた)。
これからまだまだイベントシーズンは続くので、気を抜かず1日が雑にならないように大事に過ごしていきたいと思う。