【撮影解説】甲子園×熊谷敬宥
こんにちは、ゆうきです。
突然ですが「今まで私が撮ってきた写真は、どのような意識・設定で撮ったのか」を解説することにしました。
カメラを持っている野球ファンの知り合い何人かと話した時に、
どう撮っているのか知りたい!という声を頂きまして、
僭越ながらこだわりを紹介してみようという企画です。
第1回は私には珍しい甲子園での1枚。
テーマは「甲子園で敬宥を撮りたい!」です!
今回の1枚
【POINT】
・甲子園で最前列で撮れるチャンス
・甲子園の最前列で見える世界
プロ入り前から馴染みある背番号4。
そして、縦縞のユニフォーム。
とても似合っているなと思いながらシャッターを切りました。
【球場】阪神甲子園球場
【試合】2018/04/28 NPB ウエスタン・リーグ公式戦
【選手】阪神タイガース 熊谷敬宥内野手 (仙台育英ー立大)
【カメラ】Nikon D7100
【レンズ】AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED
【設定】300mm ISO400 f/5.6 1/2000s
撮影状況
1軍開催だと内野前列はシーズンシートで座席を確保するのが難しく、
撮るなら全席自由席となる2軍開催だろうと、
GWで混み合う夜行バスで甲子園に向かったのでした。
この試合、熊谷選手がルーキーイヤーの2軍戦ですが、
彼にとってプロ入り後、初めて甲子園で試合に出場した試合でもあります。
春先から1軍オープン戦の出場機会がなく、
2軍も鳴尾浜開催が続き、GWに組まれた甲子園での試合。
恐らく仙台育英高時代に試合をした時以来ではないかと思います。
普段からウエスタン甲子園開催をご覧の方はご存知かと思いますが、
繁忙期以外はバックネット裏のみの座席開放。
※私がウエスタンを甲子園で見るのは5年ぶり2回目くらい。
ただこの日はGWで開門前から入場列も長く伸びており、
1塁側内野(SMBCシート、アイビーシート)も開放されました。
開門時間=券売開始なので、当日券を購入してから入場列に並ぶと、
前方の座席が埋まってしまうかなと思っていたので、
早朝から営業している梅田界隈の金券ショップで、
事前に甲子園開催試合招待券を購入してから球場入り。
撮影の定番位置=1塁が目の前の2列目に着いたのですが、
最前列に座っていた阪神ファンの方が1席分譲ってくださいまして、
運良く目の前が1塁というほぼカメラマン席に座ることができました。
球場環境
甲子園は北がホーム、南が外野の球場、
よって午後になると1塁側からは順光になります。
甲子園には過去、ウエスタンリーグで1回、関西学生で2回来ていますが、
特に感じるのは内野最前列の高さが、グラウンドレベルに対して、
他の大多数の球場よりも低い目線になっていること。
上に掲載した神宮のほか、東京ドームやハマスタよりも低いです、臨場感がすごい。
なので神宮で撮ると若干俯瞰気味になってしまうところ、
腰〜背中あたりが平行になる視線で撮れていると思います。
300mm ISO400 f/5.6 1/1600s
この日はセカンドで出場した熊谷選手。
阪神カラーのOAKLEY RADER EVが似合います。
機材設定
順光で晴れていたのでオーソドックスな設定。
ISO感度低め、開放より1段絞って、1/1600~1/2000sにしています。
しばらく彼を撮っていないけれど、またゆっくり撮れる日が来ると良いな。
終わりに
初めての試みで書いたnoteでしたが、いかがでしたか?
是非、感想や今後の要望あれば教えてくださいね!
リアクションがないと連載は続いていかないと思いますので、
これからも是非よろしくお願いします!
継続した撮影活動のため定期的に機材の点検修理を行っています。 もし私のご活動をサポートいただける方がいらっしゃいましたら、機材経費に充てさせていただけますと幸いです。