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エースナンバー18 ~後編~

3回にわたって連載してきたのも今回で一旦ひと区切り!
後編では2018〜2020年に背番号18をつけた2投手を紹介します。

[2018-2019]田中誠也投手(大阪桐蔭ー立教大ー大阪ガス)

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東京六大学リーグ戦通算成績 17勝15敗

立教では近年では数少ない左エースとして結果を残した投手。その人懐こい性格から、記憶にも残る投手だったのではないでしょうか。記録としても3春・4春に最優秀防御率・ベストナインを獲得。

この世代は2015年以来の「最終戦を勝って引退した世代」。
最終カードの明大4回戦、それまで苦楽を共にした「3兄弟」こと手塚、中川が8回まで無失点で繋ぎ、満を持して1転リードの9裏に登板。

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観客僅か2,000人の試合でしたが、相手エースの森下投手との直接対決は大いに沸き、最後は三振で締め、主将の藤野捕手と抱き合うシーンは名シーンとしていつまでも記憶されることでしょう。

また、3年次には大学日本代表に選出され、日米大学野球(アメリカ)〜ハーレムベースボールウィーク(オランダ)と世界一周も経験。代表としての最後は、神宮での高校JAPAN相手に、藤野捕手とのバッテリーで先発登板でした。

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現在は大阪ガスの先発投手としても活躍、ルーキーイヤーから都市対抗でも投げるなど、今後のさらなる活躍に期待しています!

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[2020]中川颯投手(桐光学園ー立教大ーオリックス)

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東京六大学リーグ戦通算成績 10勝8敗

言わずと知れたアンダースローも、新型コロナウイルスの影響で、背番号18の披露は8月の神宮になりました。彼が投球モーションに入って、右腕を高々と上げたとき、背番号18がバックネット裏から見ていた私の方に向いて、めちゃくちゃ格好良かったことを思い出します。

リーグ戦ではリリーフを務めることも多かったことからタイトルはありませんが、1春の全日本大学選手権では3試合にリリーフ登板し、12回無失点で最優秀投手賞を獲得。2年時には東京六大学代表メンバーで組まれた世界大学野球選手権@台湾にもJAPANのユニフォームを着て参加。

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また、2020年の田中誠也投手と同様に、4秋最終戦は最後の投手として登板。リーグ戦序盤は先発して苦しい展開も、終盤はリリーフ起用で結果を残し、有終の美を飾りました。

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また、今回紹介した立教の背番号18としては、戸村投手、澤田投手、田村投手に続くプロ入り。

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オリックスの投手陣で唯一のアンダースローとして活躍を楽しみにしています!

おまけのふたり

また、ここまで書いて、どうしてもあとふたり、18をつけるのを見たかった投手がいます。小室正人投手、齋藤俊介投手です。

小室正人投手(都日野ー立教大ーJX-ENEOS)

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2012年の背番号13。通算15勝10敗。右の岡部、左の小室と、同期二枚看板で活躍しました。特に3春の活躍はめざましく、6勝2敗、防御率1.35でベストナインを獲得。卒業後は社会人のJX-ENEOSで都市対抗でも登板しました。

齋藤俊介投手(成田ー立教大ーJX-ENEOSー横浜DeNA)

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2015年の背番号19。通算11勝14敗。2春に最優秀防御率を獲得。後輩の澤田投手の活躍に隠れがちだったけれど、俊介ー小林昌の必勝リレーは永久に不滅です(?)
卒業後は小室先輩同様にJX-ENEOSに進み、現在は横浜DeNAベイスターズに在籍。そろそろ成績的に厳しいから、マジでかんばれ!

以上、立教の背番号18を振り返ってみました!
面白かったという方はぜひコメントなどで感想をお聞かせくださいね!

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