今日のアウトプット 2024.11.6 『中学時代の話』
謎の風邪で3日寝込んで、リハビリがてら久しぶりの散歩だった。
人気の無いところでマスクを外すと、冷たい空気と、どこかで畑を焼いている匂いが、鼻を通った。
でも、私が想像する11月6日の空気の匂いとは、まだまだ程遠いな、と思った。
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下校中の中学生3人が、楽しそうに何かのキャラクターのぬいぐるみを手にしながら笑い、通り過ぎた。
こちらには、見向きもしなかった。
今日はマスクに帽子、トレンチコート、の不審者みたいな格好をしてたし、全くの赤の他人だから、当たり前だけど。
中学時代、クラスで気が合う子が見つけられず、ぼっちだった私は、クラスの離れてしまった親友と一緒に帰れる時間が特段幸せだった。
教室ではいつも本を読んでいて、その時間ももちろん好きだったけど、群れの中であえて1人で過ごす時の周りの目が、思春期らしく気になっていて、どんどん卑屈になっていた。
あの頃は、人生で3番目くらいに病んでいた時期だと思う。でも、今考えれば、読書や親友という逃げ道があったり、始めたてのTwitterで好きなアニメの絵を投稿したり、それはそれで幸せな日々を過ごしていたんじゃないかな、とも思う。まぁ、やっぱり辛かったけど。
社会に必死にしがみついて、社会適合者を装って得ている今の自分と、
クラスでは不適合者だったけど、自分の好きを貫いていた中学時代の自分、
どちらが幸せで、どちらが不幸なんだろう。
答えが出ない。
どちらも辛くて、どちらも幸せ
もしかしたら、今の私は「人生で3番目に病んでいた」時期と同じ、つまり同率3位の辛さを味わっているのかもしれない。
分からない
分からないけど、いつだって「幸せになりたい」と思いながら生活している。
私の幸せって何?
やっぱり分からない。
分からないって、辛く苦しい。
私なりの幸せを見つける最中に、今は居るんだと思う。