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交換派遣留学生になりました!

私、交換派遣留学生になりました!
今日は留学のプランニング方法、選考面接内容を紹介します。

留学を本格的に計画している方から、なんとなく留学したいな〜と思っている方まで、どこかでヒントが得られる記事です。

応募までのプロセス

留学応募までのプロセスは以下の通りです。
※基本的に大学のプログラム(学部外)で留学する場合をベースにしています。
※学校のプログラムで申し込む場合と留学仲介会社を通す場合と異なる点もあります。

1, 留学相談
2, プログラム決める(決め方の詳細は後ほど)
3, 履修相談(2と並行)
4, 語学検定
5, 応募書類作成
6, 面接(ある場合のみ)

1, 留学相談
全てはここから始まります。少しでも興味がある人はまず留学相談にいきましょう。資料をもらってどんなプログラムがあるのか調べます。自分の気持ちを整理するのに相談するのも効果的です。

2,プログラムを決める
ここが1番苦戦するところです。主に以下の項目を考えます。
・期間
・費用
・目的
・プログラム
・国

考えを整理するために私は以下のようにしました。
①それぞれについて理想をコピー用紙に手書きで書き出します。また、ここだけは譲れないっ!という所に印をつけます。
②それぞれの項目について複数ある場合は、それを組み合わせていくつか選択肢を作り、別の紙に書き出します。
③紙を2分割して片方にいい点、もう片方によくない点、心配な点を書きます。

例えばこんな感じです。

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こうして紙に書き出すことで脳内が整理されます。私は真っ白なコピー用紙(×電子メモ)にボールペンで書き殴ることをお勧めします。なぜなら、真っ白なコピー用紙は罫線を気にせずに、つまり綺麗に書くことにとらわれすぎずにアイデアを可視化することができるからです。iPadなど電子メモだと一覧性がないので、複数のアイデアを比べにくいです。
また、ボールペンで書くと消すことがないので、少し頭の隅をかすったことも紙に落とすことができます。

しっかりリサーチしても何がいいかわからなくて考えるのが辛くなったら心が行きたがっている国、プログラムを選択するのもありかもしれません。

3, 2と並行して履修相談
学生は必須です。
どの期間で行くと帰国後の単位習得が楽か
留学先の単位は交換できるか
休学した方が金銭的にも時間的にもいいのか
卒業にもう一年かかるのか
などなど

これは学校、大学、学部によって異なります。

4, 語学検定
多くの場合、あるレベルの語学スコアが要求されます。
一般的にはIELTS 、TOEIC 、TOEFLのどれかを受けることになると思います。それぞれの試験の特徴、勉強方法などは追って記事にしようと思っています。

試験日が決まっているので、早めに受験日を決めて計画的に対策をすることをお勧めします。
(私は直前にIELTS受験を決めて、大学の試験直前の1ヶ月間IELTSの勉強もしなければならなくて大変でした…)

5, 応募書類作成
私の交換留学の場合、以下の項目がありました。
・所属学部で一番力を入れて学んでいること
・留学先で専門とする学問向上に関する成果目標
・留学先で語学に関する成果目標
・留学中に行いたい活動と成果目標
・志望大学(第1から第5まで。第3までが必須)と志望理由
・留学前、留学中、留学後の計画
・留学をどのようにキャリアに活かしたいか
・これまでで困難を克服した経験
・留学を通してどんな自分になりたいか
・自己PR

6, 書類提出
必ず期日中に!!

7, 面接(ある場合のみ)
交換派遣留学の場合は面接があることが多いです。
私の場合、zoomで日本語と英語での面接でした。15〜20分くらいでした。
実は、案内では「日本語での面接」と記載されていました。それにもかかわらず、zoomに入ると日本人じゃない人がいて、不意打ち英語面接になりました。こういうこともあるかもしれないです…。

質問されたこと
英語
・留学に行きたい理由(他にも色々なプログラムがあったのに、なぜ交換留学を選んだか)
・志望大学を選んだ理由
・コロナ禍で留学に行くことに両親は賛成しているか

日本語
・英語の面接の補足質問(なぜ海外で働きたいかなど)
・最近の時事問題で興味があることは?
(多分、面接というより雑談の一つだったと思います。上手く答えられなかったけど大丈夫でした。)

私の留学について

最後に私の留学プログラムについて紹介します。

 プログラム内容
・国 アメリカ
・期間 3回生の秋学期〜4回生の春学期
・プログラム名 交換派遣留学(career developing program)
・内容
秋学期: 専攻(生命科学)の授業
春学期: 研究室配属+コースワーク

この留学プランにした理由
私はとにかく英語を使って何か学んでみたい!という気持ちがあったので交換派遣留学にしました。語学学校に通うプランは除外しました。

期間は短期だと物足りない、中期だと慣れできた頃に帰国、しかも履修計画が難しい。長期間ひとりで海外生活をしたい!ということで長期にしました。

期間は授業数が比較的少ない学期を選びました。また、下位年次に留学すると2年以上友達がいない学年と授業を受けることになるのは寂しかったというのもあります。

国、大学決めはすごく苦戦しました。交換留学は自分の専攻がある大学を選ぶことが必須だったので、全ての協定校を調べて専攻がある大学を絞りました。残ったのはスペインとアメリカの2択でした。スペインは私の興味がある食品科学のコースがあり、しかも、1回生のときからスペイン語を勉強していたので、初めはその大学に行くつもりでした。頭の中のでは、授業で専門を英語で学び、日常でスペイン語を習得するというプランでした。でも、英語、スペイン語、科学全部やったら中途半端に終わりそう…という不安がどこかにありました。それと母の勧めもありアメリカの大学に行くことにしました。
実は選考後、別のアメリカの大学から理系だけのコースのオファーが来ていると連絡がありました。初めに応募した大学では二学期間授業を受けるプログラムでした。提案されたプログラムは学部生同士で研究できるものでした。研究内容は少し自分の興味から逸れるものですが、海外で研究できる機会はなかなかない!せっかくなら普通の交換留学と違うことをしたい!と思い、このプログラムを選択しました。

メッセージ

留学したいなーって心のどこかで思っているそこのあなた!ぜひ留学しましょう!といっても、お金、時間がかかることなので簡単にはいきません。ですが、探せば解決策はあるはずです。少なくとも代替プランはあるはず。どうかその気持ちを消さずに活かしてください。

私自身、行きたい気持ちはあるけど、明確な目的が見つからなくて悩んでいた時期がありました。なんで英語好きなんやろって責めたこともありました。目的を考えていくうちに留学という選択肢が正しいのかわからなくなりました。それでも留学したいという強い気持ちは消えませんでした。
そんなとき、同じ大学で留学を経験した先輩がくれたある言葉が印象に残っています。

間違った選択肢なんてないよ。

この言葉のおかげで自信を持って応募できました。"正解"を探すことをやめて、自分がいいと思ったことをやろうと決めました。

はっきりした目的はあるに越したことはないけど、考えていたらしんどくなるので現地で明確な目標を作ろうと思います。

まとめ

以上が留学計画から応募までの流れでした。
留学中の経験なども記事にしようと思っているのでよかったら見に来てください〜

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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