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六甲有馬ロープウェーの旅

有馬温泉駅~有馬ます池

今回のルート

旅、という程でもないのだけど、子供と二人でかなり有意義なおでかけができたので記録に残してみる。
自宅から車で30分もあれば行けてしまう有馬温泉だけど、近いが故に泊まることはないので、意外と知らないことが多い。

まずは有馬温泉駅から徒歩で有馬ます池へ。
5歳児と上り坂をやいのやいの言いながら歩く。息子は魚釣りが楽しみでテンションMAX。そんなにきつくもなく、20分くらいで到着。大人だけならもっと早いと思う。

2月は9時半開園でした
入園は無料
駐車場

週末は混むとの情報が多かったけれど、駐車場はオープン時はまだまだ余裕があった。2月だからだろうか。駐車料金も近隣と比較すると良心的なお値段(600円)。とはいえ、混雑&坂道&道狭いの3拍子揃った有馬温泉エリアに車で来るのは気が進まないので電車で来てよかった。

釣り竿
粘土みたいなエサ

いざ釣り堀へ、1600円のスタート料金を払うと釣り竿とエサ、バケツを支給してもらえる。エサは米粒大にして針に付ける。

決められた番号のエリアで釣りをする

スタート料金で3匹まで釣れて、4匹目以降は300円ずつ加算されていくシステムなのだが、なかなか釣れなくて3匹釣るのに1時間近くかかってしまった。他のお客さんも苦戦しているようだった。息子は途中で辛抱ならなくなり、エサを丸めることに専念していた(笑)。

後でロープウェーに乗った時の案内人おじさんの話によると、平日はもっとすぐに釣れるとのこと。釣りすぎて、孫と釣りに来たおばあちゃんが4万円も支払ったとか言っていたけど、本当なのかな。ちょっと盛ってる気もする(笑)。ただ、1回釣った魚は傷んでしまうので買い取りが原則だから、あまりにもぽんぽん釣れる時は注意が必要だ。

なんとか釣れた3匹
唐揚げにしてもらった。めちゃくちゃ美味しい!

釣ったニジマスは無料で料理してくれるので、唐揚げにしてもらった。さっきまで元気に泳いでいたニジマスが、こんな姿に・・・感謝していただく。骨までパリパリで美味しくて、息子がほとんど全部食べてしまった。唐揚げの他には甘露煮にすることもできて、持ち帰りもできる。

飲食コーナーに突如現れたわたがし製造機

子供連れはもれなくひっかかるであろう綿菓子製造機があった。自分で作るのは不格好だけどなかなか楽しい。わたがしを食べながら、次の目的地へ。

六甲有馬ロープウェー~六甲山頂

ます池から階段でロープウェー駅へ

ます池からロープウェーの駅までは、地図には載ってないけれど森の中の階段を使うとわりとすぐに行けた。

ロープウェー有馬温泉駅

ロープウェーは20分に1回運行、乗車時間は12分くらい。

ます池、ロープウェーから見るとこんな感じ
三田市の方まで見渡せる
車では行けない深い谷
杉の樹冠が迫ってくることって、日常ではないよね
裏六甲の全容を初めて見た気がします

ロープウェーには案内人のおじさまが乗っていて、あれこれと見所を教えてくれる。帰りの人は話にふんだんにユーモアを取り入れてくるタイプで、話す度に爆笑をかっさらっていって凄かった。ゴンドラがすれ違う時はみんな手を振って笑顔で、なんだかやさしい世界。

車で決して行くことができない深い谷や、急な崖も、全部見ることができてかなり満足感があった。高所恐怖症の人には無理かもしれないけど、本当に空を飛んでいるみたいだった。アカマツたくさんあるな~、あっナラ枯れしてるわ、、とか植生もめちゃくちゃ良くわかった。自分が住んでいる所の地形をありのままに感じることができて、開放感に溢れて、たぶんちょっとだけ視力も良くなった。

六甲山頂~六甲ガーデンテラス

六甲山頂駅

山頂駅から六甲ガーデンテラスまでは徒歩5分。
山上にはバスが走っていて、乗りこなせばどこでもすぐに行けそうな感じ。

おみやげもの屋さん

このおみやげもの屋さん、前は軽食があったのだけど今はやってなかった。

大阪~六甲アイランド方面

見晴らしの良いテラスがあって、望遠鏡があると必ず覗きたがる息子のために100円を投資。

こんなお庭にしたい

こちらはちょっとお洒落な雑貨屋さんとかが入っているエリア。途中にジンギスカンのお店があって、あやうく入店しかけた。

お洒落な店内

ここはハンドメイドのお洋服や雑貨、食品のディスプレイが素敵でつい立ち寄ってしまう。もし娘がいたらここでずーっと一緒にかわいいものを眺めて彷徨っていたい。息子に抹茶アイスを買わされ、外でお弁当と一緒に食べる。

眺望◎

寒さの厳しい今年に珍しく、この日は久しぶりのぽかぽか陽気で、外にいても全然寒くなかった。お弁当を持ってきて大優勝。調子に乗って長時間まったりしていたおかげで、少し日焼けしてしまった。昔、現場で思いっきり太陽の下で昼寝して、熱中症になったことを思い出した(あの日もぽかぽか陽気の3月だった)、冬であろうと太陽光を侮ってはいけない。

これだけ気持ちがいいと六甲山登山したい思いが募る。今年は樹氷がよく見られたのでハイキング客が例年より多かったようだが、そのうちの一人がケガをしてヘリで搬送されてしまったとか。行くなら万全の体制で臨みたい。

昔懐かしい感じのフェアやってた。カナヘイしかわからない
六甲枝垂れ

入館料がいまいち高くて今まで入らずにいた六甲枝垂れにも行ってみた。おみくじをやりたいという息子を説得するのが大変だった。それは恋みくじだよ。

ソネングラス?がいっぱいあった
ライトアップしたらきっと綺麗
風室?らしい、ミストが充満してた

アートに造詣が深い施設なのだろうけど、あいにく私はそれを受け取るに充分な資質を持ち合わせていなかった。

特大シャボン玉とブランコ

やはり入場料の無駄だったか・・・と後悔していたところに現れたブランコと特大のシャボン玉。特にシャボン玉は息子のツボだったようで、30分くらいずっと遊んでいた。良い写真もたくさん撮れたし、これがあっただけでも入ってよかった・・・と救われた思いになった。

杉山兄弟、ナイス

鼓が滝~有馬温泉

ロープウェーを下り、鼓が滝へ
綺麗な流れの小径
鼓が滝
この独特の青を写真で表現できない、ぜひ現地へ
滝見茶屋の看板に心が躍る、おでんとぜんざい食べたい
躍った心は打ち砕かれた
・・・

ロープウェーで有馬温泉駅まで戻り、徒歩5分で行けるという鼓が滝へ。
散策するのにうってつけな綺麗な流れの小径を抜け、マイナスイオンたっぷりの滝へ。気持ちよかった・・・やはり滝は良い。
期待していた滝見茶屋は閉まっていた。グーグルの店舗情報は時々あてにならない。春になったらまた来ようと思う。

突如現れた謎すべり台
この顔は絶対美味しいに決まってる
ベタだけど、炭酸煎餅
もわ~んと湯気がそこかしこから出てました、あったかい

帰りは下り坂でよかった!ゆるーく下りながら、足湯につかったり、炭酸煎餅を買って食べたり、温泉街の雰囲気を味わいながら帰った。ナマ炭酸煎餅は賞味期限5秒、早く食べてくださいね!!とお店の人に念を押されるのだけど、私は固い方が好きだから5秒待ってから食べた。

おしまい!


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