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くもり のち 嵐、2日後 てんき

突然ですが、わたしの好きな天気は雪です。

あなたはどんな天気が好きですか。

朝起きて空が自分の好きな天気だと、わくわくしたり、はつらつとした気持ちになったりしませんか?
かといって いつもそういう訳にはいかなくて、良い天気が続いていたと思ったらある日台風が来て大荒れ、土砂災害や洪水被害が出ることもしばしばです。

これは、心も同じだと思うのです。
良いことが続き思い通りに進んでいたのに、ひょんな事から下降に転じてどーーんと沈む。
引越し、人事異動、季節の変わり目、大切な人との喧嘩…。
大きなことから些細な事までありますが、環境の変化に心がそわそわすることが、生活の中でたくさんあります。

そんな時わたしは、いち早く心を落ち着かせたくて「原因」を追求してきました。
どうしてこんなにそわそわしてるの?これかな?あれかな?それともあのせいかな?
でも、これだ!っていう原因は見つからなくて余計に不安が増していく。

たくさん焦りました。苦しくて辛くて、耐えきれなくて泣きました。いつ楽になれるのだろうと、途方に暮れました。

だけどある日、ある言葉に出会います。


「考え過ぎず、通り過ぎるのを待とう」


変化する心模様は、色々な偶然が重なってたまたま引き起こされる「天気」と同じ。
晴れも雨も曇りも雪も霧も雷も、全部たまたま。
嵐だって、色々な条件が整った偶然の産物。

外では強風が吹き荒れているのに、なぜこんなに酷いのか?と原因を突き止めに飛び出す人はいないでしょう。突き止めたところで、天気はこのままですしね。
                      こんな時
考える・動くのは過ぎ去ってからにして、原因追求よりも"現状復帰" "回復"に努める方が良いんじゃないか。そんな変化がわたしの中でありました。

そしてもう一つ。

そんな壮大なものを、ひとりでどうにかしようとしなくて良いんです。
そもそも限りなく不可能に近いことだと、わたしには感じられます。
        だから
わたし一人では無理だから、助けて(>o<)!と
誰かと一緒に過ぎていくのを待って
誰かと一緒に元気を取り戻していく。
それが「生きる」ってこと、そんな気がします。

「今日の天気はくもり のち 嵐。
でも、2日後くらいにはきっとあなたの好きな天気になる」

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