知るまこ 第3回 絵夢 & Meat like 高円寺店 & SAFARI SAFARI
15:00集合で19:00予約の店までの4時間、怪しいイベント”高円寺フェス”のみで絶対過ごせないと高を括って(わるくち)いたので、お隣中野駅にまず集合ということにした。まーみん(ESFJ)曰く、サブカルっぽいひとが多いとのことで、10分間ほど人間観察したが、思ったほどチューリップハットをかぶって歩いている人は少なかった。羽根が駅舎の屋根からひらひら落ちてくるほどに鳩の多さが際立っていたが、それにも増して駅北口へ伸びていく中野通りの人だかりはまさに黒山の人だかり、といった様相を呈していた。
上京組 a.k.a. おのぼりさんとしては、1日平均乗車人員ランキング19位の中野駅(JR東日本 2019調べ)を擁するとはいえ、中野区はついぞ縁のない区だった。お金を下ろせなかったにわ(ESFJ)がまず合流。ESFJ2人が15:00よりやや前にきちんと集合場所に到着する、という結果が出た
うどん(INTP)・マジおし(ESFP)が合流した。うどんは前日まで行っとんさったヒロシマでのお土産を、まーみんと私(ESTP)にくださった。いつも悪いなぁ。人混みを掻き分け掻き分け、”中野ブロードウェイ”へ移動した。行ったことなかったので行ってみたかったのだけれどその道中、もうすぐなくなることを誰かから聞いた。そうなの?
昭和感が溢れるビルのつくりで、良く言えばレトロ、悪く言えばボロ物件。シャッター街となった一画も多く、時代の流れを否が応でも感じさせる。かつての柳ヶ瀬を彷彿とさせるな、と思ったのは、あの時間、あの建物内で私だけだったろう。
往路で1Fを、復路で2Fを物見遊山と洒落込んだ後、中野ブロードウェイ2F隅に佇む喫茶店”絵夢”でチルアウトした。このタイプのカフェは喫煙者にはありがたかろう。店内には恒例夫婦と、女子高生1組。ビルに負けず劣らずの老夫婦が切り盛りしており、マジおしのコップのときにだけ、震える手から水を注ぎ、たくさんこぼしていたのがいつまでも印象に残る。
サバイバルゲーム商品3店舗中2店舗(1店は閉店)、中古本店、と寄る中で、来月はボードゲーム回としようかするまいかと思案した。ボードゲームショップはここにはなかったが、中古本店に少し置いていた。時刻は間もなく17:00だったので、電車で高円寺駅へと歩いた。意外と、”いや、歩くでしょ?”という感じだったのが驚きでした。都会の人はみんな歩きたがらないと思っていたので。
中野四季の森公園横を通るとき、家族連れの子供らの声が。コロナ禍の彼らには公園すらもアミューズメント施設になるのだろう。岩手だったらああいう風景はありえなくて…と悪態を吐くマジおし、道の反対側の大学生の腹筋の仕方を見て、あれが新しい腹筋のやり方で…と薀蓄を垂れるにわ、まだ中野区?どこから杉並区?とタモリばりに区境を気にするうどん、足が痛いはずなのにクロックスを履いてがんばって歩きながらも狭い道のど真ん中を歩きクラクションを鳴らされるまーみん、四者四様に這々の体でなんとか高円寺駅の北口へ。
前述の通り圧倒的に城東エリアで過ごしてきたので、城西エリア特に杉並区はほぼ初上陸と言っていい。ああ、村上淳Pらとゴラクチャンネルさんで【NER、横山緑他人気生主集結!】生トーク!〜天牌編〜【村上淳プロ特別!】を収録したのが阿佐ヶ谷のスタジオだったか。それくらいだ。
”座・高円寺”という劇場前の人だかりが、”男たちの中で”~In the Company of Men~”という劇の列と知る。外に置いてあった長机の上の”高円寺フェス2020”のスタンプラリー用チラシを取り、さらに歩を進めると、偶然、右の路地奥に、スタンプラリー最終チェック場所である”すごろくや”を発見。近代ボードゲームが500種類以上取り扱われており、たくさん置いてあったので、来月やろうというものを思い思いに下見。店員さんのプレゼンも何度もしてもらってしまった。
店を出た後、純情商店街を巡りにハロウィーン風衣装の子供についていく大人5人。この頃には全員空腹の限界に達しており、食品の並ぶショーケースを見ながらも買い食い禁止を宣言された全員が何も口にせず彷徨った。外から店内まで見られる店が多く、食品店、美容院がとくに多い。雑貨屋はそこまで多くないのでは…?無視できない大きいわらじをかかげてた店は、何を売る店なんだろう。店頭にいくつも並べられていたでかい白物家電は、この街の誰が買うんだろう。
18:50にはモダンダイニング ミート&チーズ Meat like 高円寺店のビルの1Fへ。ややわかりにくく、階段を上って店内へ。インドの方?パキスタンの方?の新装開店直後のお店なのか、割と清潔な印象。奥に1組いただけだった。19:00には岡(ISFJ)が合流し、6人で食べ・飲み放題3時間一本勝負が始まった。ビール党が3人ばかりいたので、「え!?今日はビールも飲み放題でいいのか!?」って感じだった。私はビールは飲まないので関係ないが。
言うて、”【そびえ立つ肉の壁】ローストビーフタワー食べ放題コース【全7品 / 3h飲み放題】”というほどにはそびえ立ってはいなかったが、それでも3000円なら…という消費者心理を絶妙に突くクオリティですべてが構成されていた。
・季節のアペタイザー:これあったっけ?覚えがない。
・オーガニックイタリアンサラダ:しょっぱかった。胡椒辛い感じ。
・山盛り!!フレンチポテトフライ(食べ放題):ふつう。これは失敗しないだろう。
・ジューシーチキンフリット(食べ放題):揚げたての揚げ物はおいしい。
・熟成和牛ローストビーフタワー(食べ放題):6人みんなおそるおそる食べてみて、”うん、、、うん!これならおいしいかも!”ってなった。ぱさぱさじゃなかったのが良かったみたい。
・シェフの気まぐれパスタ:作りたてをすぐ食べればよかったな。
・シェフおすすめデザート:おすすめもなにも、既製品だろ。
6人のハングリー精神がやばいから、向こうも回転をなるべく抑えながら提供。『持ってくるの遅ぇぞ』って客に言われないぎりぎりのラインを攻めていた。YouTubeでかかっていたインドの曲?パキスタンの曲?かよく分からない曲にうどんがビビっていたのをまーみんがからかっていたが、後から入ってきたインドの仲間の方?パキスタンの仲間の方?の集団がじーっとこちら側にあるモニター内の歌手を見てくるのにビビっていた。
まーみんは、「ダイエットは2月からやる。年末年始は飲むでしょ?」おかは、「この後ラーメン食えって言われても行けるよ」とか言ってた。どちらも、そんなこと誰も聞いていないのにね。
ちゃんと3000+税で済んだ、店を出るとうどんらが2軒目行こうやモードになっていたので、そうした。にわ曰く、地元駅に来るのと同じ親父が来た高円寺駅前のクレープカーでうどんとにわがクレープ買って食ってた。
その次に並んできた、ヒルなんとかさんが、「次バー行くならあのビルの2FのSAFARI SAFARIがいいよ~俺の名前出したらどうのこうの~」って教えてくれたので、そうした。飲むと受け身モードa.k.a.パッシヴネスが発動しがちなのだった。
バーみたいなクラブでクラブみたいなバー。爆音で曲がかかっていたんだけれど、紙に好きな曲書くとVirtual VJでかけてくれる。まーみん、おかが終始暑い暑い言ってた。その日はすこし涼しいくらいだったのにな。多分アルコールの関係だろう。10年くらい前の曲、好きな曲が多かったようでまーみんが一番アガっていた。向こうの席の1人で来てる男の子がPunpeeの曲たくさんかけるからって、まーみんがちょっかいを出せって言ってきた。20代くらいの男の子にこんな酔った30代の連中が絡んで来るの絶対イヤだろ…。おか達が突撃してた。
最後お金払うとき謝ったよ。うどん、マジおしのああいう店での様子が分からなかった。悪態を聞きたかったね。1杯だけ!って言って入ったけど、みんな2-3杯飲んで、誰が頼んだかわかんない乾き物出てきて10000円しなかったと思う確か。
終電でちゃんと帰るのが知るまこ会スタイルなので、みんな帰宅。次回は11月28日土曜日。多分。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?