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受験生の1年スケジュール ~私の高3時代の経験をもとに 〜夏編~

 皆さんこんにちは、Lillyです。
 今回は大学受験を目指す高校3年生に向けて、私が高校3年生だった頃の1年間の大まかなスケジュール(この時期にこんなことをしていたetc)を共有していきたいと思います。
 まだまだ5月。されど5月です。ほぼ6月だけど(本当はもっと早く投稿する予定でしたすみません!)。
 勉強時間、やっていた内容、我慢していたことなどをまとめていきます。

 参考までに、私はこんなパターンでした!

《通っていた高校と私の状況》
 首都圏にある偏差値70くらいの私立高校
 早々に国公立大学受験は諦め、理数科目は赤点回避を目的に(=卒業するために)勉強していました。
 部活は高2 秋(11月)で退部しています。
 定期考査のクラス順位は、36人中ずっと30番台でした。
 共通テストの受験科目は英語R、英語L、国語(現古漢)、世B、政経。
 ただし、政経はどこの大学の合否判定でも使用していません(第2解答科目の政経よりも世界史の点の方が点数が高かったため)。

《志望大学帯》
 第一志望群はGMARCH
 他に女子大や成成明学獨國武ラインの計11校を受験。結果は11戦中7勝4敗でした。
 GMARCH全校受験してます()
 学校<学部学科で受験校を選んでいたので、すべて同系統の学部学科です。同大学での他学部併願などはしていません。

《塾や予備校》
 通塾経験なし。高校受験のときに通っていなかったこともあり、学校が外部の予備校の先生をお呼びして行われる進学講座に出席する程度でした。
 ただし、年末年始のみ予備校の冬期講習に参加(詳細は同名記事ラストスパート編にて)

夏前まで

4~5月

 正直に言えば、「受験生になった」という自覚はあまりありませんでした。
 大学受験のことは高校に入学したときからしつこく言われてきましたから、先生からの言及が特別増えたような気もしません。

 勉強時間は平日2~3時間、休日6~7時間程度。それでも少しでもいいから毎日必ず勉強することは自分ルールにしていました。
勉強内容も毎日の授業の予習復習が中心で、特にこれという「受験勉強」はしていませんでした。

 ただ、夏以降にみんな頑張るのは当たり前なので周りと差をつけるなら(というか、周りと差がつくのは)このあたりまでの時期なんだろうなとは思います。後悔とまでは言いませんが、もう少しやっておけば違う未来があったのかもしれないと今は思います。

 私が今の記憶を保持したまま過去に戻って、当時の私にアドバイスができるなら、基礎固め(英単語、古文単語、漢文の句形、各科目基礎レベルの用語など)だけでもちゃんとやっておけと言いたいです。
 あと、英検準1級ちゃんと勉強して、ちゃんと取っておいて
 私は結局取れず仕舞いでしたが、英検準1級があるとかなり世界が変わります。

 我慢・制限の観点でいうと、特に何も我慢はしていませんでした。めちゃくちゃテレビもSNSも見ていたので(笑)。

6月

 私の学校は6月に文化祭があるので、それが終わると急にスイッチが入ったように受験モードになる人が多かったです。
 勉強時間は4~5月とほぼ変わらず平日3時間、休日7時間程度。
 この頃から朝や昼休み、放課後に教室で勉強する人が以前よりも増えて私も教室で勉強するようになりました(周りの影響ってやっぱり大きい………)。
 とはいえ、変わらずSNSもテレビも見ていましたし、文化祭の打ち上げなんて称して友達とカラオケにも行っていました。

 私がとにかく苦手にしていた科目が古典でした。「どうにかするには夏休み前に動かなくちゃ!」の焦りで、古典の先生(高2高3時の普段の授業担当)に相談しに行った際、ものすごく具体的に“この時期までにこれをやる”を教えてくださったんです。ここから秋まで続く私の「古典強化計画」が始まりました。
 もともと面倒見のいい先生ではありましたが、おすすめの問題集を教えてくださり、その進捗を確認してくださり(サボりがちな性格なので私がお願いしました)、私のために定期的に単語テストを作って採点してくださり。私がなんとか古文を大嫌いにならずに済んだのはこの先生のおかげかもしれません。
6月はとにかく単語固めをしていました。情けない話ですが、高1の頃から学校でずっと同じ単語帳を繰り返しテストしていたのに毎回ろくに覚えておらず…… テストの度に覚えては忘れ、忘れては覚え……と毎回はじめましての状態でした。
 当然、古文の成績は滅茶苦茶。模試の基礎的な問題も間違えるし、定期考査もクラス最下位とか、ワースト3人とか。
 単語は7月までに絶対に固める!
 単語がある程度固まった夏以降、古文が劇的に読めるようになったんです。感動しました。

 今振り返ると、高校生の頃の記憶はほとんど高3の文化祭以降のことしか残っていないように思います。ここから先はそのくらい濃い時間でした。
 6月下旬、文化祭が終わるとすぐに定期考査。定期考査が終わればすぐ夏休み。いよいよ勝負の夏が始まります。

7月〜8月講座期間

 7月半ばからは夏休みになりますが、私の学校では「進学講座」が開講されます。高2までは出席日数にカウントされるので強制参加でしたが、高3は受けるか受けないか、受けるならどの講座を受けるのかまで自分で決めて時間割を作ります(まるで大学の履修登録)。
 私立文系型受験の私は英国世の3科目の講座を受けていました。具体的には古文基礎、女子大英語、テーマ史(世)など。
 私は英語が嫌いで(笑)自力ではなかなか勉強しなかったので講座を取ることで強制的に勉強せざるをえないようにスケジューリングしていました。
朝は普段の学校と同じ時間に起きて登校し、講座の時間は講座を受けてそれ以外の時間はHR教室(講座で使っているときは図書室や食堂など)で勉強する生活を毎日続けていました。
 勉強時間は講座がある日もない日(日曜日と休講日)も7時間程度でした(講座の時間を除く)。

8月

 8月は頭と終わりに講座があったので、講座等もなく自分で自由に時間が使えた夏休みは実質的にはお盆の約1週間でした。
 私が講座期間も含めた夏に徹底していたことは「毎日学校に行くこと」
 自分の部屋ではケータイを見るなどどうしても気が散ってしまい、勉強できないたちだったので、普段の授業がある時間と同じくらいの時間に学校に行って教室で勉強していました(校則で校内のケータイ使用不可)。
 学校でやるメリットでいちばん大きいのが、友達がいることだと思います。
 クラスメイトも教室内で勉強しているので、ちょっとサボろうと思ったときに「しっかり勉強している友達」の姿が視界に入ると「あぁ、あの子もやってるんだから私もちゃんとやらなくちゃ」と思えます。仮眠を取るときに「○○分までに起きてなかったら起こして」とお互い協力し合ったこともあります(笑)一緒にお昼を食べるときだけおしゃべりをしていましたが、それが本当に楽しいんです。休日に学校に来るメンバーなんてほぼ固定なので仲良くなりますよ。
 勉強時間は1日10~11時間ほど。私の場合は12時間を超すと集中力が続かなくなるのも、普段よりも疲れるのも感じていたので、12時間以上は(できないことはないけど)やっていませんでした。
 結局夏休みにしか実践できませんでしたが、朝4時半~5時に起きて23時前には寝るリズムで生活していました。
 SNSはインスタグラムをアンインストール。もともとインスタはそこまで閲覧頻度が高くなかったのでほぼノーダメージでした笑


 ……いかがでしたでしょうか!
 本当は5月の中旬には投稿したかった内容だったのに、かなり遅くなってしまった.....…
 このあと秋編と直前期編も執筆完了次第投稿しますので、もし気になるよーって方がいらっしゃったらお待ちくださると幸いです。
 それでは、またお会いできるのを楽しみにしております。



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