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「初音ミク16周年記念イラコン」受賞のお知らせと初音ミクへの想い

みなさんこんにちは。
今日は皆さんにお知らせしたいことがあります。

pixivにて開催された「初音ミク16周年記念イラコン」でイラストを受賞させていただきました!
受賞作品は2015年3月9日に投稿された「39」です。

2015年3月9日 15:09投稿 「39」

受賞作品は記念画集『Hatsune Miku Happy 16th Birthday Celebration Art Book』に掲載されています。
現在も再販中ですので、お手にとってミクの歩いた軌跡を感じてみてください。

イラコン受賞にあたり画集をいただいたので読んでみると、イラストは時系列順に掲載されています。
私の作品は2015年3月9日に投稿されていますから、けっこう最初の方に掲載されているんですよ。

イラコンが開催されているとき、私は多忙で新規制作に手を付けられなかったのですが、どうしても一回きりのミクの16歳の記念日に花を添えたい!と思いこの作品を応募させていただきました。
ありがたく作品は受賞をいただき、画集に掲載されるデータを作成することになりました。
その時、この作品はもう何年も前のものなので少し修正して整えてから提出しようかと考えていましたが、せっかくのミクの一度きりの16歳の誕生日、その軌道を一緒に歩いたことをしっかり表したいと思い、修正を加えずにそのままのデータを提出させていただきました。

初音ミクが生まれたのは2007年のことです。
当時私はニコニコ動画を見ていて、突如ミクが現れ、たくさんの歌、たくさんの創作が生まれることになりました。
ミクが生まれる前のニコニコ動画はネタ動画で溢れていて、私は面白おかしくそれらの動画を見ていました。
その矢先に突然ミクが現れて、そこで真面目なオリジナル曲、カバー曲、MMDのダンス動画や歌ってみたがたくさん投稿されるようになりました。

正直、私は面白くなかったんですよ。ミクが現れる前は面白おかしくネタ動画を見てふざけていたのに、ミクがやってきてからはみんなシリアスに歌やMMD、そして歌ってみたに熱中していて…………。

私はしばらくミクやボカロが嫌いでした。
みんなが熱中している中、私はボカロ動画を避け、いつもどおりのネタ動画を見ていました。
そんな中、どうして私がボカロ曲を聴き、ミクやボカロの絵を描いたり、こうやってイラコンに参加するようになったのか。実はこれといった明確な出来事はありません。
ただ、私も歳を取り、次第に懐が広くなっていったのでしょう。ミクも長い時間の軌跡を辿り、いつの間にかお互いが隣り合い、ゆっくりと歩を進めていく…そんな光景が今の私の目に浮かぶのです。

ミクと私の関係は、老夫婦のようなものですね(笑)
付かず離れず、しかし確実に歩んでいる。

イラコンを開催されたpixivさん、ミクを形作っていくファンの皆さん、そしてミクの生みの親のクリプトンさんに多大なる感謝を申し上げます。
これからもミクが歩む長い軌跡に、いちクリエイターとして花を添え続けられることを願っています。

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