BE:FIRST WTのTips 〜航空券・ホテル編〜
前回の基本編に続き、今回は遠征の核となる航空券・ホテルの手配方法や注意ポイントについてご紹介していこうと思います。
内容は以下のとおりです!
・手配の前に
まず手配の前に必要な事項が「優先順位や譲れないポイントを明確にしておくこと」です。
例えば航空会社は日系か外資か、直行便か乗り継ぎでも可か・・など。
一般的には日系の方が高いです。そしてJL/NHが就航していない都市(今回は米国の一部都市とオランダ・アムステルダム)もあります。未就航都市でも日系がいい!という場合は近隣空港まで飛んだ後に、乗り継ぎが必要になります。
アジアはいずれも直行便で容易に渡航が可能ですが、ヨーロッパは直行便のほかに韓国・ソウルや香港、トルコ・イスタンブール、UAE・ドバイなどを経由する便が比較的安い傾向にあります。
ただ、乗り継ぎをするとdelayした場合に乗り遅れたりロストバゲージの確率が上がったりするので、若干のデメリットも合わせてご検討ください。
宿泊先に関してはライブ会場から近いほうがいいのか、市街地がいいのかなどが選択基準になってくるかなと思います。
いずれも料金重視、アクセス重視、子供がいるから治安重視!
などそれぞれ必要な条件をある程度出した上で検討すると、手配が楽になります。
・航空券
航空券は、渡航希望日に合わせて全航空会社の料金を一気に確認できるスカイスキャナーで一度おおまかな料金比較をするのがおすすめです。
スカイスキャナーは条件を細かく設定できるので、希望に近いものを検索できます。
「料金が高すぎる・・!」という場合は、妥協できそうな条件を一つずつ外したり、日程に余裕をもたせられる方は、前後数日ずらしたりして検討することもおすすめします。
ホテルを手配して滞在を延ばす方が安く済むケースがあります!
航空券は大きな差額がない場合、各航空会社の直販またはJTBなど旅行会社が持っている在庫が安心です。スカイスキャナーで検索したもののなかには稀に詐欺まがいのものが紛れているためです…!
また安いチケットは手配後にキャンセル(払い戻し)ができないことがほとんどです。変更にも手数料がかかるケースが多いので、必ずチケットのルールも確認してください。
航空券を乗り継ぎ便で手配する予定の方は、中国経由便(特にヨーロッパ行)はロストバゲージの可能性が高い印象なので合わせてご注意ください。
航空券手配の仕事をしていた際、お客様から「到着空港で荷物が出て来なかった」という問い合わせが一番多かったのは中国経由の中国系航空会社利用時でした。上海・北京を含む大きな空港で荷物が出て来ないケースが稀にあります。
・ホテル
ホテルは都市が大きくなれば大きくなるほど、選択肢も増えてどこがいいかわからなくなりますよね・・・💦
こちら関しては、現地の治安状況(※欧米は特に重要です)最優先で手配されることをおすすめします!
今回は欧米・アジアともにライブの開始時間が全体的に遅いです。ヨーロッパは6月なので恐らく20時過ぎまで明るいシーズンではありますが、やっぱり危険なエリアは危険なので、しっかりと確認してからお手配ください。
治安に関しては「都市名 治安」などで検索するとある程度危険なエリアは探すことが可能です。特に欧米は現地在住の方がXなどで情報発信してくださっているので、その情報を元に勘案していただくのがいいのかなと思います。
治安の情報を見た上で、
会場の近く、市街地・中心地などをメインに探す。
Googleマップを活用すると会場からの移動にかかる時間や地理関係も簡単に分かるので、いくつか目星をつけて、海外ホテルの予約サイト(hotels.comやagodaなど)で手配という流れがスムーズかと思います。
海外のホテルでは一定のクオリティ(清潔感や安全性など)を確保するために、安すぎるホテルは避けた方がいいです。日本とは異なり「安かろう悪かろう」が多発するので、安心して宿泊したい方には世界展開しているブランドのホテルを利用するか、口コミをしっかりと読み込んだ上で予約することをおすすめします。
ちなみに、市街地・中心地や観光アクセスのいい地域でお探しの場合には、各旅行会社のパンフレットが情報集約されていて便利です!
パンフレットは各社のウェブサイトからデジタル版も見られるのでぜひ参考にしてみてください。地図も載っていて位置関係が分かりやすいケースがあります!
・おまけ
航空券もホテルも検索、比較がスムーズに行って目当てのところが決まった方で、余裕があれば旅行会社のスケルトンパッケージも合わせて検討してみてください。
スケルトンパッケージとは、航空券とホテルだけを旅行会社経由で手配するプランです。
各社のウェブサイトから検索可能です。
個々に手配する方が安い場合と、スケルトンの方が安い場合両方あります。フライトの空き状況によってはスケルトンの方が数万円安い可能もあるので、フライトが高いと感じた際には必ずチェックするようにしています。
次回は、治安・交通事情に関してお届けしようと思います!
お読みいただき、ありがとうございました♪