新宿二丁目という街
さて、こんなタイトルですが
わたしはまだ3回しかこの街を訪れたことがありません。
夜の歓楽街にひしめくバー。
ネオンサイン。
新宿御苑の奥に入ると広がる現実と隔絶されたゲイタウン。
私はこの街を何も考えずに突っ切って
マイノリティとしての業や、悲哀、悲しい恋愛というものというのだろうか?
重たい感情が渦巻いていて、あてられてしまった。
中央の通りは正直、悪寒がするというか、緊張する。
体の細胞が「警戒しろ」とサインを出しているかのよう。
でもわたしはこの街と仲良くなろうって決めた。
この街のことも、自分以外のLGBTの人のことも何も知らない。
一度店に入ると、みんな楽しませてくれて
話を聞いてくれて安心する。
夜職系の人というのは、なんというかスクールカーストトップ層だった人物が多いのだろうか?
なんかこの人ずっと華やかだったんだろうなという人が多いような印象を受ける。
ちなみに私は高校のときはそれなりに目立ったが、属性は基本的には陰キャである。教室の片隅が一番落ち着くという内向人見知りタイプである。
話すのもうまくないし、ついコアな話題になってしまう。
その点やっぱ陽キャは違う。もう人としての作りが根本的に違うのだ。クラブに行って酒飲んでというライフスタイル。私のような体力に乏しい陰キャは休日は布団でぐったりしているのが関の山である。
ちなみに大衆音楽は440ヘルツで陰謀論などでは人の神経系に作用し操ったりということをするらしいと聞いたことがある。それがすべてとも思わないが、クラブなどは一生縁がないだろう。
バーというのは、普段生活していて会わない層の人と会えるのが楽しいなあと思う。
普段酒も飲まないし、記憶を飛ばすほど飲んだこともない。極めて健全、しかしつまらないと思うだろうか?
そしてゲイの世界に限らず酒に酔わせてお持ち帰りということはあるらしいが、実にくだらない。正気で勝負できないのだろうか。
酒に酔った酩酊状態で、愛の告白をされたところで、大脳中枢はアルコールによって支配されている。文字通り正気でない。強引に愛を獲得して納得はするのだろうか?なんかずるいことした感覚などは覚えないのだろうか?疑問である。
極めて整った顔というものもこの間知った。
彼は惚れ惚れするほどの綺麗な顔面だったが、それ以上でもそれ以下でもない。所詮は骨組みである。
しかしながら美意識も高そうで、それは素晴らしいなと思ったし、見習おうと思った。後日速攻でオルビスへ行き化粧水しか塗っていない現時点での
肌偏差値を測ってもらったら37.5で落ち込み、洗顔料、化粧水、保湿液、あぶらとり紙を購入してしまった。典型的な乾燥肌によるインナードライらしい。今年は保湿と日焼け止めを頑張ろうと思う。
ちなみに、イケメンであるということ、タイプであるということと、一目惚れすることは私の中では別であり、イケメン!と思ったからといって別に好意の対象にならなかったり、一目惚れしたところで顔面は別にどうでもよかったりするので、私という人間がよくも悪くも色々テキトーという点について、深く思索を張り巡らせてしまう。