読んで覚えられないのなら、書いて覚えるしかないじゃない
「単語を書いて覚えるのは時間の無駄」という主張をよく見かける。
そのこころは「書くよりも読むほうが早いに決まっているのだから読んで覚えるべし。」
ということのようだ。
言わんとすることは分からなくもないが、そのやり方で成功するためには、読むだけで覚えられるという優秀な頭脳を持っている必要があるのではないだろうか。
残念ながら世の中には書かなければ覚えられないという人間が存在してしまっているのだ。例えば私。
確かに書くよりも読むほうが早い。しかし書くのと読むのとでは、同じ単語帳一周といってもその質は同一ではなかろうと思われる。
質の低い練習を続けても効果は薄く、精神衛生にもよろしくない。
書かなければ覚えられない私という人間にとっては読んで覚えるという方法は質が低いと言わざるを得ない。
私は読んで覚えることができなかった
大学受験が終わったあと、読んで単語を覚えたほうが効率が良かったのではないか?と思い至り、TOEICの単語の音読を試したことがあるが、まるでうまくいかずに、結局は書いて覚えるという方法に戻ったものだ。
「単語は書くな」と主張する方々の経歴を見れば、早慶とか旧帝と私よりはるかに格上である。
だが、それはそもそも彼らの脳みそのスペックが優秀であるからこそ、読んで覚えるという芸当が出来ているのではないかと私には思えるのだ。
受験生時代のシス単攻略法
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