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【冥王星】名誉の負傷を乗り越えて

「冥王星は抜けた後が辛い」説

トランジットの冥王星だけでなくソーラーアーク冥王星でもいえますが、冥王星のアスペクトは辛いものです。

冥王星があなたのネイタル天体やアングルに、角度をとる時のお話です。
占星術を知る人であれば、その時あなたに新しく課されたテーマをなんとか理解してそちらへと前進することをお勧めします。

冥王星を知らなくとも、この時期、結果として人生の新境地を切り開くことになったりします。正しい道のり以外は、行けなくなります。

行きつ戻りつしながらゆっくり冥王星は進むので、この「本気の戦い」は数年間に及びます。

常にずっときつい!というよりも、「冥王星は抜ける時がきつい」とか、あるいは「抜けたあとがきつい」と言う先生もいます。

つまりアスペクトをしっかり終えて、冥王星がいよいよ離れていく時や離れ切ったあとこそが辛い‼️のです。

例えるなら冥王星がしっかりアスペクトしていた時は、まるでずっと重たい石を持たされてて正座をずーっとさせられていたような、きつい時期とします。「本気の戦い」の時ですね。

そして冥王星が抜けていったら、石を持つことも正座もやめて良くなるので、普通に考えれば身も心も軽くハッピーとなります。

しかしそれが実際には!足の痺れがすごくて全然歩けなかったり、かえってどうしたら良いのかわからず、これじゃまだ正座の方が良かったよ……そんなキツさというのです。

具体的には?!

最初にこのお話を聞いた時、抽象的すぎて具体的には全然わからなかったし、前持っての対策もわかりゃしませんでした。

だから、へーそうなんだ〜、くらいの感じでしたね。

そして数年経てt冥王星が動いていき、私のnMCに90度になりました。つまりnMCーt冥王星スクエアという厳しいハードアスペクトが、がっつりできたと。

▼社会的使命や居場所や心の基盤など、大きく変わっていく配置です。

MCにトランシットの冥王星がアスペクトを形成する時期は、人生に大きな影響がおよび、新たな道が用意されます。

引用元:秋月瞳(2009)「決定版西洋占星術」学習研究社

実にこの期間、数年に及ぶ「本気の戦い」がありました。

いくつか大きなテーマが課されて、努力してなんとか乗り越えましたし、このアスペクトが始まる前と終わった後では全く違う人生を歩んでおります。

しかもやはり終わり頃がきつくて、t冥王星が抜けていく時、とってもクリアに困難なイベントが連発し、勇気を出して未知なる道へと進むことになりました。

宿命的に、いざなわれたでしょう。

具体的にはnMCーt冥王星スクエアは、2022年いっぱいで分離3、2023年いっぱいで分離5へ。確かにきつかったです。

2024年はいろいろ出来事が起きてきたとて、他の星の配置の作用と思われ、この件に関しては平和な毎日を取り戻しておりました。

そして今になって冥王星がさった後の、「足の痺れ感」にピンときたのです。

ある一つのテーマを乗り越えた

2018年から2022年にかけて私は、「心身ともに自分史上最強へ返り咲く」というテーマで、ジム通いをしていました。
もちろんなにも自分で課したわけではなく、これぞnMCーt冥王星スクエアにて課されたテーマの1つでした。

このころ起きたことの1つに、ハラスメントがエスカレートしたり酷いハラスメントが発生し、日常が脅かされるものについて全て対処したことが挙げられます。

特にジム中心に、気持ち悪いセクハラが多発していました。

クレーマー気質ではなくむしろ嫌なことは流したいタイプですけど、勇気を持ってクレームするしかなかったんです。

それまでの体験上、いじめられ体質が板についていたので初めはオドオドビクビクしていました。支離滅裂な人間界に、なんの信頼もなかったですし。

しかしジムを辞めようと思うだけで体調不良になるのでジム通いは続けるしかなかったし、まだジム通いを続けたいという強い思いもまだあったので、自分を奮い立たせて一つ一つクレームしたり対処していきました。

それで「対処しては→私に非がないので完全勝利」というのが繰り返され、私は本来の強さを取り戻していきました。

2022年の早春には、人間界とやり取りしながら、もはや自分が心身ともに納得の強さを身につけたことを実感。

ここでジム通いのテーマが終わったので、その後すぐ退会することとなりました。

戦いには後遺症があった

これにて「エロ親父たち」がそこらじゅうで待機しているジムにて、セクハラ対処しながらがんばって運動する(=石を持って正座する)なんてのは、もはやしなくてよくなったわけです。

だから身も心も軽くなりハッピー?といえば、そうでもなくて、心には後遺症が残りました。

やっぱり数年間に渡りテーマを乗り越える中で、だいぶ気も張ってたんでしょう。それと「あれほど頑張った結果が、あっさり退会か」というような落ち込みもありました。ジムでの運動は、本当に楽しく大好きだったので。

ジムを辞めてからはストレスからか?それまで避けていたようなカロリーの高いものや脂っこいものを、どんどん摂取していきました。体が欲していたようです。

この時は好んでリピートしていたけれど、1-2年経つと美味しく感じなくなっていましたから。

またこれまではずっと運動が好きで、習慣でした。しかも体質的にも激しい運動がマストで、ジムで効率よく運動できるのはとても合っていました。

それがこのタイミングで、まさかまさかの運動嫌いになってしまいました。

なぜなら運動して美しくなると、よりたくさんの男たちが理性を無くして変態的な近づきかたをするし、中には女性の変態もセクハラするというキモい体験をし続けたから。すっかり嫌になったんです。

ジム通いの最後の方では、ハラスメントをもう処理する気にもならずでした。勝手にやってれば?と。ジムっていうのは、変態と変態に狙われないもの同士で共存する世界なんだから、私が浄化する必要ないなと。

他にもいろんな逆風が吹いてきての必然的な退会でしたが、運動へのイメージ悪すぎでした。

例えばこの頃散歩してて、なんとなく大通りに面した24hジムを眺めててそこに汗だくで走っているおじさんがいるだけで「キモっ」って思いました。

走りたきゃ別にジム通わずに外を走れば良いのだから、このおじさんも女に近づくのが目的なのかなって。

またセクハラは、ジム内だけではありませんでした。ジム通いやめるころややめた後も、家に来た業者や電車内や街中にてやはり不審者や露出狂が、私だけを狙って近づいたり話しかけたりがありました。

また絶対私は、どこか通えばひどく狙われてしまうでしょう。それでこの時期、女性専用の運動施設なども検討しましたが、無理になってしまいました。

普通に歩くことすら億劫となり当然太ったし、むくんで辛いです。でも動く気にならんのです。これじゃセクハラ対処しながらも、ジム通いしていた(=石を持って正座)方がマシだったなって思いましたね。

これが戦いの後遺症であり、副作用(=足の痺れ)でした。

宅トレでもいいんですけど、やっぱり通う方が簡単にルーティン化できるし効率よく運動できるので自分に向いてるんで通いたい派なんですよね。


乗り越えた先にあったもの

そんなジム退会から2年以上経ちますが、この10月、単発でヨガのクラスに参加することにしています。後から気づいたことですが、人前での運動をこのタイミングで再開します。

こちらの施設は数ヶ月前よりたまたま他ごとで利用していて、とても信頼しています。ジムとはだいぶカラーの異なる方々が、集う場所です。

それで近々ヨガの初心者クラスが始まるってんで、かつて本格的なヨガスタジオにて数年間学んできたし、ここらで復帰するのにちょうど良さそうに思っています。

2年以上経て、やっと足の痺れ感がとれたってことかなと思います。


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