『どうしたらいいか?』ではなく『どうしたいか?』
【復職するか、仕事を辞めるか。】
私は迷っていて、決められないでいる。
【自分と向き合うけど、考えない。】と決めてみたけど、その考え方自体がぼやっとしている。
理屈だけ。頭で分かったつもり。
どこかの誰かが言っていたことを、聞いて分かったつもりの、いつもの悪い癖が出ている。
自分と向き合うと決めてみて、自分が自分の声を聞こうとしてみるけど、自分からの問いかけはいつも『どうしたらいいんだろう』だった。
だから答えがでないのか。
『どうしたらいいんだろう』って、
私は何かいい方法を探しているのか。
ではどんなことのいい方法を探しているのか。
どう生きて行くか、のいい方法?
なんだか凄くぼやっとしている。
難病で、それに加えて足には明らかな障害が出ている。
病状は血液検査の数値が病気の活動期の値から一向に下がっていない。基準値1桁のものがずっと2桁。
身体の面では働かない条件は揃っている。
誰が聞いても「それは無理しないほうがいいよ」というレベル。
立派な大義名分がある。
しかしうちには高校生の娘がおり、まだまだお金が掛かる。
主人も持病があり障害がある。家計は経済的に余裕が全くないので、私が働かないという選択肢は現実存在しない。
私はこの状況をどうしたらいいんだろうと考えでいたのだ。
つまり現実働く必要があるけど、身体のことが心配だし、働かないでなんとかなる方法はないかと考えていたのだ。
だから全体像がぼやっとしていたのだ。
だから『どうしたらいいんだろう』だったのではないか。
答えなんか出るわけない。
【自分と向き合う】のはそこからだったのではないか。
その現状の部分をすっ飛ばして、いきなり自分と向き合い始めたから訳が分からなくなったのだ。
私はそのことにはっと気が付き、自分の現状を踏まえた上で自分に問いかけてみた。
すると『私って本当はどうしたいんだろう』と口をついて出てきのだ。
静かな感覚だった。
今までもそうだったが、本当の心意と真意に気付けた時は、「あっ!」とか「わーっ!」みたいな感じではなく、静かで、前から当たり前に自分の中にあったみたいな感覚になる。
これでやっと【自分と向き合う】ことがちゃんとできると思えた。
どんな風に、どんなことを感じるのか、自分との感情面での対話が【自分と向き合う】ことだとして、自分の現状を完全に無視した状態で対話しようとしていた自分にやっと気付いた。そこに大きな間違いがあった。
だからカオス状態だったのだ。
自分の置かれている状況を無視して【自分と向き合う】ことなどできるはずがない。
相手の状況を理解しないまま分かろうとすることが不可能なのと同じだ。
その状況でやっていかなければならないのは、誰でもない自分自身なのだ。
また自分で自分を困らせるところだった。
私は自分をもう困らせないんだと決めている。
『さて、こういうことだけどじゃあ本当はどうしたい??』
こう自分に聞いてあげるべきだったのだ。またいつもの遠回りをしてしまった。
でも気付けてよかった。
明日から、今から。
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