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8/6-7 友と祭りと芸術と @青森
学校の授業も課題も終わり、本格的に休学期間に入りました!
ある友人は留学のために海外へ、後輩はバックパック一つ背負い仲間を連れて灼熱の東南アジアへ、ほぼ熱帯の本州に帰らずに北海道で涼しさを謳歌している人もいます。私は8月は北海道に残り、これからの準備や北海道でしかできないことをやっていこうかと思います!
旅程
8/6
1:30 札幌出発!
7:00 函館着(洞爺湖経由)⇒北大の水産学部の校舎見てきました!
8:30 函館港出港(初フェリー組が緊張でそわそわ)
12:30 青森港着(あつい…)
16:00 青森県立美術館(17:00に閉館だったので危なかった)
19:00 ねぶた祭
22:00 八戸で宿泊(青森市のホテルは祭りの影響で高額)
8/7
9:00 起床(寝過ごした)
11:30 十和田湖(秋田と青森の境)
14:00 青森港出港
18:00 函館港着(やっぱりなんか涼しい)
20:00 函館出発(夕飯はラッキーピエロ)
8/8
2:00 札幌着
メディシン・インフラ
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研究室の先生に依頼が来たのは5月末。元日に起きた能登半島地震で被災された方々の仮設住宅に設置するカーテンを縫ってほしいというものでした。依頼者の方は芸術家の鴻池朋子さんです。私はこの「カーテンプロジェクト」に参加させてもらって、今回この作品が県美で展示されるということで見に行くことにしました。
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「メディシン・インフラ」とは、鴻池さんが東日本大震災以降に地球の振動を新たな画材にして、土木工事や縫物で表現してきたものを縁のある場所に展示保管してもらうという長期プロジェクトです。 展示内容は、奇妙で不思議で言葉で伝えることのできないような感情を抱かせるようなものでした。ただ怖いだけではなく、どこか悲しかったり、可愛く見えても奇妙だったり。人工的なものと自然物とがうまく融合した作品が多かったように思います。
青森ねぶた祭
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この祭りに行くことになったのは本当にたまたまでした。「県美に行きたい!」「この日なら空いてる!」「この日ねぶたやってる!」という会話の中で、とんとん拍子に決まっていったのです。この会話をしたのが7月中旬。安いホテルが残っているはずもなく、車で2時間ほどかかる八戸で一泊することになりました。行き当たりばったりが過ぎる。
この祭りのメインはやはり「ねぶた」だけれど、私は「音」にも圧倒されました。お囃子の熱量、シャンシャンと涼し気に鳴る着物に着けた鈴の音、「ラッセーラ」という掛け声。外国人もたくさんいましたが、皆楽しそうに手拍子しながら叫んでいました。
少し明るい時間帯から始まるねぶた祭りですが、時間がたつにつれてあたりは暗くなり、ねぶたがだんだん浮き上がって見えてきます。どんどんと大小様々なねぶたがこちらに向かってくる様は、さながら百鬼夜行のよう。暑さも、不快な湿度の高さも、弾丸旅行の疲れもすべて忘れるような高揚感。「あぁ、これが祭りか」と思える経験でした。
旅行まとめ
旅程を見てもらったら分る通り、丸々48時間動き回る旅でした。函館って遠い。北海道っておっきい。最後の方は気力だけで起きていました。
大学に入ってから「研究室」という小さなコミュニティーで年齢も学年も気にせずに、一緒にはしゃげる友人ができたことは素晴らしいことだと思います。ホテルで飲んだお酒も、十和田で買ったリンゴも、函館で食べた焼き鳥弁当と多すぎるオムライスも、楽しい思い出になりました。来年は弘前のねぷたに行くことになったので、乞うご期待!