海外経験0のニートが一人で上海ディズニーに行く 当日編②入国〜ディズニーへの移動（DiDi）
【入国手続き等✈️】
【到着時の状況】
ほぼ定刻の到着。後ろの方の席だったのでそもそも席を立てたのが遅かったのもありますが、とにかく到着場所から手続きするところまでが遠くて遠くて……(動く歩道を4回くらい乗り継ぐ)。
途中トイレ寄ったのもあるけど、手続き開始までに15分くらいかかってます。
また、途中で別の便で到着した人たちが合流してきて、割と混み合っている＆多国籍な感じでした。
【WiFiの設定】
着いて真っ先にやったのがWiFiの設定です。
アナウンスで”we arrived”(だから通信再開していいよ〜のアナウンス)が聞こえた瞬間にWi-Fiを取り出し即設定しました。
入国審査に待ち時間が無さそう＆終わった後に即使いたい＆空港であんまりがさごそしたくない、という理由でタイミングを見計らってました。
【指紋の登録】
中国入国の際は成人は原則両手10本の指紋を登録します。
壁際にずらーっと並んだ機械(❌の表示がないもの)から1つ選んで、”Start”を押すと、パスポートのスキャンを求められます。
(私はここで手こずりました。パスポートを置いてから音はするのに画面は変わらず。60秒のカウントダウンをされるのですが、「60秒置かなきゃいけないのかな……」と思ってたら私より後に始めた隣の人が指紋登録開始してた。置き直したら普通に次に進みました)
パスポートさえスキャンできれば、日本人だと判断されるので日本語で案内してくれます。指示に従って全ての指紋を登録できたら、登録完了の紙が出てきます。これは入国審査の時に提示します。
【入国カードの記入】
飛行機で配布がなかったので、ここで記入します。が、カードが全然ない。
本当にびっくりしたのですが、ほとんどの机にカードがない。あると思ったら、誰かの書き損じ。
人がいる＝カードがある！と踏んで探したら、ようやく紙の山を見つけました。それを取って1個手前の無人の机で書いてたら、後から来た人たちから “Where did you find this ?!”が続き、毎回案内する羽目に。
これで若干緊張はほぐれました。みんな困惑するよな、と。
入国カードの記入例は日本語で台に書いてありました。やさしい。
あとビザ番号を記入するのですが、「どれだったっけ……？」となり、その場でググってたのが手こずりポイントでした。記入例が「012345678」みたいなただの数字の羅列で参考にならず。赤字で書いてあるやつらしいです。
「入国カードの書き方」までは調べたのに、そこ調べてなかった。
この時点で、到着時刻から27分が経過しました。
＊ちなみにこの時、母が時差のことを完全に失念してたらしく「まだ何の連絡もないけど大丈夫！？」って電話かけてきてて、その対応も同時にしていました。(なので当時の経過時間がはっきりわかる)
【入国審査】
ビザがある人は、パスポート(+ビザ)、先に出した指紋読取の領収書、入国カードを出して、指紋と顔の認証をしたら質問に移ります。大変だった…。
めちゃ混み＆やたらと揉めるのでとにかく待つし、私もスムーズには行かなかったです。
事前に列整理の人が入国カードを見てくれたのですが、「ホテルは予約してないの？」と。日付上出国は翌日なので、滞在先が無いのが不審だったようです。想定内だったので、航空券の控えを見せて「この時間に出るから」って言ったら、微妙〜な顔で「ビザ持ってる？」「持ってるならOK」でその場は終わりました。
案の定、質問の時に「なんで滞在先空白？書いて」と。飛行機の予約画面を見せて説明したら、”tomorrow!!”と言われ、「いやAM1時なんだからtonightでしょ！」の押し問答がしばらく続く。
その後、納得したのか、急に渡航目的を聞かれたので、”Sightseeing”と答えたら、「は？」と言う顔。なので出国カードの通り”Touring”と言ってみたけど伝わらず(私は発音が悪いです)。
「上海で何するの？」と聞かれたので「ディズニーランドに行きます。観光(sightseeing)です」と回答(これをお互い聞き返し合う)。向こうも疲れてしまったのか、不機嫌を隠さないまま無言で書類を返されたので、「OK?」と聞き、頷かれたので進む。
正直、ビザ申請の段階から、このタイプの日帰りは厄介そうだな〜と思っていたのが的中しました。無事入れたから良かったけど。
入国カードの記入項目からして、早朝便で帰るにしても、間1日どこか泊まっていれば、何泊するかは書かないから、特に突っ込まれないと思うので、面倒な方はやっぱり日帰りはお勧めしません。
……こんな感じで、入国が完了した頃には6時を過ぎていました。
【ディズニーに向かう（DiDi）】
当日まで悩んでいた交通手段でしたが、アーリー入場へのモチベがかなり上がっていたこと、入国に時間がかかり、地下鉄では確実にアーリーの入場に間に合わないことを踏まえ、DiDiの手配を決意しました。
【AlipayミニアプリかDiDiか】
DiDiアプリを入れていたのですが、Alipay内のミニアプリとどちらにしようか当日は悩んでいました。
Alipayだけ使えるクーポンがあります。実はAlipayをぽちぽち見ていて、クーポンを色々もらっていました(一番いいやつが、最大15元値引きの半額クーポン)。ただ、これらはAlipayのミニアプリ内でしか使えないようでした。
あと、触ってみて分かったのですが、Alipayの方がオリジナルに近い気がします。DiDiがオリジナルアプリなのに何言ってるんだ！って話だと思いますが、英語版のDiDiは若干簡略化されています。あとちなみにですが、DiDiを中国語版に切り替えたら謎にまたクーポンをもらいました。
ただし、Alipayが紐付けできていない＆そもそもAlipayが上手く使えるか分からない状態なのは怖い。
【結論】
単純な話で、Alipayのクーポンを使うより遥かに安いオファーをDiDiで受け取ってしまったので、DiDiにしました。
具体的に言えば、私は15元割引のクーポンを持っているので、Alipayだと全部15元割引になります。これが何を意味するかというと、”Discount Express”も一律15元割引です。
これに対して、DiDiで実際に配車したDiscount Expressは、16.96元の割引でした。
元々Alipayの方が得だから、他のリスクを捨ててでも試してみようかな…という感じだったので、普通にDiDiアプリにしました。
【DiDiで配車してみる】
準備編④でも書いた通り、事前に空港とディズニーランドを自宅と会社に登録しておきました（場所の設定についての細かい話は準備編④にて）。
しかし、ディズニーの到着地として使いたい”Disney Car & Coach Park -Pick Up/ Drop Off Zone”は登録ができないので、結局履歴から引っ張りました。
また、待ち合わせでトラブる＆電話がかかってくるのは絶対に嫌だったので、以下の手順を取りました。
【DiDiで実際に行った配車手順】
①アプリ内で設定する待ち合わせ場所(私の場合はP2のArea K)にまで行く
②「中国語が話せないので電話はできません。メッセージでお願いします(我不会说中文，不能接电话。请留言, 谢谢。)」をコピーしておく
③配車する
④ドライバー確定次第即②を送信
⑤その後、英語で”I’m in Area K“と伝える
※実際のアプリ上では「K3」とかより細かく指定されますが、駐車場なので普通に車が停まってる。来れないじゃん！と思ったのでArea Kの入口にいました。(口コミでよく見た、場所を変更するために運転手さんが電話してくるのはこれか〜〜！となった。前は運転手さんが待機してる場所を指定してくれたから電話がかかってきにくかったのかも）
そうしたら「OK」と返事が来て、その後即現れました。
手を振ると、「乗って」とジェスチャーで示されたので、後部座席に乗りこみ、電話番号の下4桁を言ったら「OK」と言われて発車しました。
Discount Expressで配車した、評価が5.0のドライバーの方でしたが、車も清潔感があって良かったです。
ちなみに、T2からP2までは前情報で身構えていたほどは遠くなかった（地下鉄とかの方が本当に遠い）ので、特に不安じゃ無ければ配車してから向かうので全然大丈夫だと思います。
【アーリーチケットの購入（失敗）】
車内でアーリーチケットを購入しようとしましたが、失敗しました。
後々購入できるのですが、その詳細はまた次回。
アーリーの購入でクレカを止められた人がいたので、DiDiに使っているカード（メルカード）、Alipayで支払うことになった場合に使いたいカード（EPOSカード）とは別のカード（楽天カード）を紐付けていたWeChatPayを使いました。
流石に車内でカードを出して入力するのは躊躇いがあったので、この選択です。WeChatアプリに遷移して決済をしようとしたら、「銀行から拒否されました」とのメッセージ。DiDiの支払いに支障が出るのは嫌なので、この時点では一旦諦めました。
【DiDiの決済】
乗車時間は30分程度（一番安い道で行ったのでちょっと遠回り）で6:45着。
周囲の様子を見る限り、Disney Car & Coach Park -Pick Up/ Drop Off Zoneの選択は合っていそうでした。
DiDiは事前にクレカのみ連携（準備編④を参照）していたのですが、無事決済できるか不安だったので、運転手さんに画面を見せて、確認しながらその場で決済しました。DiDiでは最初「決済失敗」となったのですが、メルカリからは決済完了の連絡。そして運転手さんが「OK」と言って「早よ降りろや」って感じになったので、そそくさと降りました。
その後DiDiを見たらきちんと決済されていました。運転手さんを評価して終了。別途料金を請求されるケースを見ていたのですが、今回は特にありませんでした。
時間帯が良かったのか、リニアを使うのとほぼ同じ位のお値段（48.26元＝カードの請求は1033円）でめちゃ安かった。
【使ってみて】
超快適でした。薦める人の気持ちが本当にわかる。
メッセージも最小限かつ全てが迅速だったので、本当にスムーズ。これで50元も払ってないなんて……って感じ。
あの快適さが忘れられず、帰りも予定を変更してDiDiを頼もうかギリギリまで悩むほどでした。
ただ、行きの運転手さんが当たりだっただけかもなあ、という不安は残る。空港にスタンバってる人は外国人の対応とか慣れていそうだし。
アーリーチケットは持っていないものの、これでどうにかディズニーには着きました。次回はディズニー入園以降の話になります。
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