聞こえる。
"聞こえる"っていう合唱曲あったよね?
私は中学の時。懐かしいな〜
皆んな知ってる?
っていう話じゃなくて。
自分の耳が聞こえることを
先日とある体験型イベントで再認識しました。
ただ、耳が聞こえることで、
大切なことを見逃してしまっている自分がいることも、認識させられました。
"ダイアログ・イン・サイレンス"
音のない世界を聴覚障がいの方にアテンドしてもらい、一緒に参加するグループメンバーと様々なコミュニケーションをとるイベントです。
ネタばらしすると、、
ジェスチャーだけのクイズをジェスチャーだけで答えたり、写真の中身を身体で表現したり、手話じゃなくて、伝えたい思いから生まれる動きや表情でコミュニケーションを取るというもの。
(こんな説明で分かるかな?)
こんなに、初対面の人の顔や動きをまじまじと見るのは思い出せないくらい久しぶりだし、
こんなにも、相手の伝えたいことを真剣に考えることは今まであっただろうかと思うほど、
コミュニケーションについて考えさせられました。
なぜか、イベント中何度も泣きそうになって、何かが私の心を打ってきた。
私は友人と参加したけど、
一緒に体験したグループには、
お母さんと小学男児の親子や若い夫婦、
一人で参加されているサラリーマンなど
本当に様々だった。
こんな年齢も性別もバラバラな人達が同じようにコミュニケーションを取ることが出来ていてる現実。
なんで普段はそう上手くいかないんだろうと、悲しい気持ちにもなった。
イベント後、一緒に参加したグループで感想を伝え合う場面があった。
その時、耳が不自由なアテンドの方から言われた質問が今も忘れられない。
「声が聞こえるって、どういう感じですか?」
…あなたなら、どう答えますか?
答えは一つじゃないと思うけど、私がその時思ったことを伝えた。
「表情や言葉と同じで、感情を伝えたり、とらえる方法の一つだと思います」
質問に対しての答え方が合ってるのかは分からないけど、私の答えはこれしか出てこなかった。
怒っていると鋭い声になるし、悲しんでいると震えたりもする。
感情を伝える表現の一つだし、感情を感じるための情報の一つだと思った。
すると横にいた友人が「声にも表情があるよね」と言ってくれた。
友人はなぜか泣きそうだった。
私は、この日のこの感情を共有できる友人がいて良かったと心から思ったし、
一緒に参加された方々のようにそんな親子や、そんな夫婦、さらには一人で参加しても初めての方とも素晴らしい感情を共有できる人になりたいと思った。
あまりに衝撃的なイベントだったのでブログにしたけど、行かないと伝わらないかもしれない。
もし少しでも興味がある方は、また来年も開催すると思うのでぜひ参加してみてください。
"ダイアログ・イン・サイレンス"
https://www.dialogue-in-silence.jp
世界7カ国で開催実績があり、20年続いてる理由が分かります。
この夏、このイベントだけじゃなく、人としてリリリップスとして成長出来る場面がいくつもあった。
何故だか、普段の言葉を使わずに伝えなければいけない場面が多かったのは、新たな伝え方や伝えようとする気持ちについて考える為だったのかもしれない。
ブログだけじゃなく、きちんと活動を通して私の目指してるものや叶えたい景色を感じてもらえるよう、がんばります!
↑笑顔がステキなアテンドのゆうかさん😊
次のライブは9/8(土)昼。
いつもの☺️、下北沢モナレコードです🎷♪
ライブが出来ること、皆んなに会えることを楽しみにしています♪
詳細/予約▽
https://180908.jimdofree.com
NOZOMI