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Twitterで東急ハンズが炎上したらしいけど
ニュースアプリを流し読みしてたら、Twitterの東急ハンズのアカウントのツイートが問題視されて炎上した、
という旨の見出しが目に入ったのでなんとなく読んでみた。
内容としては、
"ゴリラゲイ雨"という、ゲリラ豪雨をもじった言葉がネット用語としてあるらしく、
東急ハンズの公式アカウントがその言葉を使ったツイートをしたら「ゲイ差別だ」と批判が殺到し、謝罪した。
ということらしい。
公式が差別的な意図はなかったとの声明を出している通り、私にも全く差別には見えなかった。
口ではなんとでも言えるではないかという人もいるかもしれないが、
世間一般に広く知れ渡っている企業の広報が差別的な発言をするのは考えにくい。
元のツイートは謝罪後に削除されたとのことでもう見ることは出来ないが、
スクショを見ることが出来た。
他人のスクショを無断で貼るのはやめておくが、
ただ単にユーモアのあるツイートをしてるだけに見えた。
私はゴリラゲイ雨という言葉を知らなかったので少しだけ調べてみたが、
そもそも差別的な意味合いは無く、一般のTwitterユーザーも
「ゲリラ豪雨のちょっとおもしろい言い方」として普通に使ってるようにしか見えない。
東急ハンズ公式はそれに乗っかる形で、Twitterユーザーをちょっと楽しませようという気持ちでツイートしただけに過ぎないのだろう。
いわば遊び心だ。
それを「企業の広報がゲイという単語を使った」という一点のみに反応してしまう人たちが居たので、炎上騒ぎになったというところだ。
文脈も意図も考えずに、である。
第一、ゲイという言葉そのものは差別用語ではない。
近年、LGBTという言葉をよく耳にするが、それが
レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー
の頭文字を取って作られた、性的指向を表す言葉であるに過ぎない。
LGBTは差別用語ではないし、当然それらの元となった単語も差別用語であるはずがない。
この件に怒っている人たちは、
「ゲイという単語が入った言葉を笑いの要素を含んだツイートをした=ゲイを笑った」
と勘違いしたんだろうか。
それよりも一番問題視すべきなのが、
「ちょっとでも叩けるところを見つけて集団で批判する体質」
ではないか。
中には東急ハンズ公式に対して攻撃的なツイートも見られ、集団リンチそのものだ。
これこそ弱い者いじめだし、差別を語る前にいじめの自覚をしてはどうだろうか。
Twitterは匿名性の高いSNSだ。
本名も顔写真も、何も必要ない。
だからこそ本性がよく表れる。
人間の恐ろしさを垣間見た夜だった。
長くなってしまったが、やはり人間は苦手だ。
いきすぎたコンプライアンスで何も言えなくなってしまう、と最近よく感じる。