Sing Sing Sing
昨年末のnoteは短歌で締めたので、2022年の初めのトピックは、歌(Singの方)です。
はい、歌うことには自惚れの強いリリコイです。
マイクを持ったら放さないとかではありません。
きっと、私は唄うために生まれて来たんだわ♪と夢見た少女期のお話しです。
昔、まだTVのチャネルが1、3、4、6、8、10、12しかなかった時代に、「スター誕生」略して「スタ誕」という番組がありました。
ご存知ない方のためにサクッと書きますと、歌手を夢見る視聴者参加型の生のオーディション番組です。
予選会で選ばれた人がTV予選出演して、合格者はボイストレーニングや美容レッスンなどが受けられ、決勝戦で、芸能プロダクションからスカウトされたらプロの道が待っているというアレです。
ここから出た歌手には、後に「中三トリオ」と呼ばれる森昌子、桜田淳子、山口百恵や、ピンク・レディーや中森明菜などがいるのですが、今の若い年代はもちろん知らなくて、
たまにカラオケで歌っているので聞いてみると「おばあちゃんから習ったの」という正しいお返事が聞けたりします。
当時、中学にあがる頃によく観ていた私は、「むぉーっ、この番組に出るぞー!」という強い決意を抱いていましたよね~
イントロが流れると、階段を数段降りて、舞台中央のマイクの前まで行って歌うわけですが、ここで転んだらマズイわ!と思うと、イントロの長い曲がいいじゃないか?とか作戦を練っているだけの悶々とした日々を送っていました。
そう、実践力が伴わない夢見る妄想列車歌手のリリコイでした。
おまけに、スカウトされた時の泣き方まで練習していたというから、妄想列車は特急レベルですよ。
こちらアメリカでも「アメリカン・アイドル」とか「America's Got Talent」などのオーディション番組がありますが、
歌のオーディションで入団できたものに、ホノルルシンフォニーのコーラスグループと、Sweet Adelineというアカペラのグループが我が「スタ誕」でしたね。
出来れば、日本語の歌を思いきり歌いたいのが願望です。
そして、歌が終わっても「ありがt+&%#@・・・」と口パクして、紙吹雪のステージで見えない ” あなた ” を呪うかの如く指先まで緊張させる。
うーむ、演歌って艶歌というか、炎歌なのですね~
(なにこのオチ)