抗癌剤治療始めました
抗癌剤治療: Chemotherapy(キモセラピー)略してキモの初日から一夜明けました。
まだ、吐き止め薬が効いているせいか、至って快調です。
それでも予防のため、朝から吐き止め薬を飲んで、朝ごはんも割とたっぷり食べました。
これから倦怠感と、口内炎に襲われるのでしょうが、「毒を以て毒を制す」ですから、そりゃぁ副作用もあることでしょう。
「毒」と言えば、ナースがこのキモ製剤を扱う時は、防護服にゴーグル姿ですし、私が帰宅後、トイレを流す時は必ず蓋をして2回流せと言われ、トイレ掃除は必ず使い捨て手袋で!とまで言われましたから、やっぱり毒なのですね。
もう一つの理由は、癌&正常細胞の死骸が排泄されるので、バイオハザードなのです。どこまでも毒・毒・毒w
そして、早く毒を体外に出すためにも、水分摂取は耳タコで言われましたから、どんだけ毒なん!
便秘になるな!も耳タコで、タコの大漁さったら🐙🐙🐙
キモは良くないとか恐ろしい治療法とか、色々と悪くも言われていますが、多くの人々の治験を経ての治療法と思うと、無下に拒否もしたくありません。先ずは私自身が試してみて、合うか否かを確認したいと思っています。医学も科学ですので、積極的に参加したいと思っています。
最近は、分子標的治療という細胞増殖に関わる分子を阻害する治療法も研究されていて、先日の内視鏡検査で生検に出された癌細胞にカスタマイズされたキモ製剤が試されるかもしれないとのことです。
どんな良薬にも副作用は付き纏うので、どこまで耐えられるか、どこまで戦えるか!ですかね。
・・・と書いて思い出した!そうだ、私は「愛の戦士」だったのだ!
「愛の戦士」の詳細は、こちら↓のコメ欄からどぞ!
https://note.com/lilikoi/n/nfd1a1fdb499e
いやぁ「愛の戦士」の「戦士」で思ったのですがね、待合室に、こんなサインがあるのですよ。
英語だと韻を踏んでいるのですが、日本語には訳し難いですね。
まぁ一陽来復みたいな意味ですかね。
そして、その横に「レモネード」と称したカウンターが設置されていて、ボランティアによる手作り作品が置かれて、ご自由にお持ちくださいと書かれています。
髪を失っても「また生えるからいいじゃん!」と私は思えるのですが、気落ちしてそう思えない人もいますよね。(私だってワカラナイ)
なので、イヤリングやピアスがあったり、スカーフや手編みニット帽、ブローチなどが置かれています。
他に、車を運転する時、シートベルトがポートに当たらないように、小さなクッションなど。
このポートとは、キモ剤投与の穴が鎖骨下に開けられるのですが、そこが痛むらしいのです。
「らしい」と書いたのは、私の昨日のキモは、急ぎ静脈からでした。
ポートは25日に開ける予定です。(痛そう)
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私の通っている癌センターは、婦人科と子供の病気を診る病院内にあります。2018年に卵巣癌になったので、それからここに通っています。
その名は、「Kapiʻolani Medical Center for Women & Children」 (カピオラニ・メディカル・センター・フォー・ウーマン&チルドレン)と言うのですが、ハワイ王国第7代王、カラカウア王のお妃のクイーン・カピオラニが1890に設立したからなのです。
先日の内視鏡検査の時も、ここで手術を受けたのですが、手術準備室がズラーッとあって、カーテンで仕切られていますが、子供の泣き声も聞こえてきて、胸が詰まりました。小さな愛の戦士ちゃんです。💗
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色々と書きましたが、深く気付いたことがあります。
(Chicacoさんのnoteからの我田引水ですが)
大事なので3回書きます。(このフレーズ使ってみたかったのw)
人は生まれて来た以上、必ず死ぬのです。100%死にます。
人は生まれて来た以上、必ず死ぬのです。100%死にます。
人は生まれて来た以上、必ず死ぬのです。100%死にます。
自殺、自然死、事故や事件に巻き込まれる他殺があって、他は病死です。
そして、医学の発達と共に、病気も細分化され病名も増えた現在、死亡率の殆どがこの病死です。
私は、病気になっても手当をしてもらえないような精神的な虐待を受けて育ちました。
精神がたるんでいるから病気になると言われ、医学書に「精神」の在処を探したほどでした。
ですので、今、人生の残された時間、こうして手当を受けられることは、神様からのギフトだと思うのです。
これが私の人生の最終プロダクションかと思うと、人生の帳尻が合うのです。
ミッシングピースが一つずつ埋まる思いです。
◆◆◆
来るサンデーはイースターサンデー✟
私も復活出来るチャンスを与えられた思いです。
皆さんのお祈り、思い、熱い念に心から感謝します💕
アーメン✨