水甕4月号作品
「私のルビコン川」~シンタニ優子
初春のハワイの庭に咲き誇るひまわりと共に空を仰ぎて
今ならばきっと間に合う私の中に眠った自然治癒力
店先に遊べるモンキ蝶見れば小春のカフェに緩めるスカーフ
ボサノバの流れるカフェに腰かけて旅の余白に君の名を書く
帰らざる日々に殊更なみだして日記を閉じる もう開かない
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残り少ない命ですが、このnoteを閉じる前に、2024年に水甕に掲載された私の歌をアップします。
掲載される3ヵ月前が締め切りなので、時間にズレがあります。
2024年の7月号を最後に、私の辞世の歌になっています。
読んで頂けたら幸いです。