女性に嫌われる女性と嫌われない女性の違い、について考えた
今日、林さんの以下のコラムを読んでちょっと心がざわついたので考えてみました。
まず、思いついたのが「風と共に去りぬ」のスカーレットとメラニー。
スカーレットは、あの物語の中でも女性に嫌われてましたよね。そしてメラニーはみんなに好かれていたように思います(うろ覚えですが、、)。スカーレットって欲望に忠実で、近くにいたらすっごく目障りだと思うんですよ。綺麗で気が強くて、おまけに欲張りってもう最強じゃないですか。こちらが惨めな気分になるので、心の均衡を保つために、「いや、でも男運悪いよね」とか「あの振る舞いどうなの」とかいろいろ粗探しをするわけです。
今だったら、紗栄子さんとかですか?
遠くから眺めているには、憧れの対象になりうるかもしれませんが、身近にあんな人がいたら、、、
ただ、女子校だと話が大分変わってきます。私は、高校が女子校だったのですが、女子校には、当たり前ですが男子がいません。なので、「中学校であの子、男子に態度が変わるから嫌われてたんだよ」的な女子も、女子校では全然嫌われてませんでしたし、むしろそういう子は大抵「美人さん」なので、今でいうスクールカーストの最上位におりました。校外ではモテてたかもしれませんが、その情報は校内では共有されていないので、極めて心穏やかな日々でした。
あと、女子の「棲みわけ」ってあると思います。女性誌でいわゆる「赤文字系」と「青文字系」(参照 https://note.mu/qzqrnl/n/n8fbba5bbef63)がありますが、私は若い頃から「青文字系」派なのでなかなか赤文字系の子達とは、もとから興味関心が違い過ぎるので、好きとか嫌いとかいう気持ちがそもそもなかったように思います。多分、話とか全然合わないし。
そう考えると、女性から嫌われるってやっぱり「男」が介在してるかと思われます。
私が女性から明らかな悪意を向けられたのは、大体「男」がらみでした。
結婚して子どもができてからは、もう他の女性に対して「嫌い」という感情は殆どなくなりました。
そういえば、結婚した当初は「不倫してる女性」にはすごく嫌悪感がありました。
なにか防衛本能でも働いてたんでしょうか?
あと子どもが小さくて子育て真っ最中のとき、仕事をバリバリやってお金を稼いで、しかもいつもキラキラ綺麗にしてるママ友さんはやっぱりちょっと嫌いでした。まったくいやなこととかされてないんだけど、、
そう考えると、女性が嫌う女性というのは、(意識してるかどうかにかかわらず)自分の価値観や存在意義を脅かす女性で、嫌われない女性っていうのは自分のコンプレックスを刺激しない、自分の生活を脅かすおそれのない女性かもしれません。