見守るときに気をつけるポイントは?
私は保育士を17年間しており、現在も保育士をしながら沢山の親子と関わり、子育てについて色々な相談を受けております。
『赤ちゃんの食事のスプーンついて』
疑問を持たれているお母さん達は多いようです。
今回は、赤ちゃんがスプーンを持つ時、見守りのポイントについてお話したいと思います。
親はあくまで見守るのが基本とはいえ、ほかの子と比較してしまったり、発達が遅くないか気になったりするパパママも多いと思います。
注意が必要なポイントや、サポートの方法はあるのでしょうか?
「ものをつかむ・にぎる・放す、おもちゃやコップで遊ぶ、スコップを使うなど、いろいろな体験をさせることが、大きな動きや手先や指先の細かい動きの発達を促します。
その結果としてスプーンがうまく使えるようになることもあります。
ですから、スプーンの使い方そのものを練習させるよりも、体全体やそれぞれのパーツを動かして積み木や砂遊びをさせたり、遊び食べを十分にさせたりすることが大切です」
遊びの中での声かけでサポート
なお、発達の目安は「ものを手でつかむ(6カ月)→手を放してものを落とす(10カ月)→本をめくる(1歳半)→積み木を6〜7個重ねる(2歳)→指でクレヨンを持つ(3歳)→小さいものをつまんでビンなどに入れる(4歳)」とのこと。これらの発達が順調なのにスプーンの持ち方だけ遅れている場合は、遊びのなかで声かけをするのもオススメです。
「たとえば、2歳児で『手のひら握り』だけをしているようなら『指握り』をさせてみてもよいですし、3歳児で『指握り』だけをしているようなら、こんなのもあるよ…という感じで『鉛筆握り』を一緒にしてみてもいいでしょう」
何事も大切なのは、子ども本人のやる気です。
食べこぼしを叱るのは逆効果になってしまうそう。
「食べ物を落とすとお行儀が悪いと感じる保護者がいますが、落とすという動作も10カ月頃にみられる発達の段階のひとつです。叱らないようにしましょう」
体の発達に応じて変化するということは、個人差も大きいということ。
また、本人の「ひとりで食べたい!」という意欲によるところも大きいものです。成長のだいたいの目安や、気をつけるべきポイントは頭に入れておきつつも、必要以上に焦らないようにしたいものですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
これからもどんどん赤ちゃんや幼児期に必要な環境の整え方を保育士として沢山お話していきます。
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