仙台から名古屋へ、地方イベントに出てみた話
アクセサリー作家のリリハナです🌷
時の流れを把握できなさすぎて、Xのフォロワーさんから「リリーレン様・・・」って呼ばれたのがとても気に入ってます。葬送のフリーレンは1巻発売当時から購入しております。漫画、大好きです。
さて先日(2024/2/17-18)
CRAFTMARKET NAGOYA VOL.4
というイベントにFanaticAllyさんと一緒に出店してきました!
https://craft-market.jp/
仙台⇒名古屋という地方から地方へ大移動するのは今回が初めてでした
経費やイベントに出てみた感想や良かった点・反省点
などを備忘録的に書きなぐって行こうと思います✍
①経費について
・出店料
ブース 両日 13,600円
オプション 机 幅1.8m×奥行45cm 両日2,900円
オプション パイプ椅子 両日800円
出店料合計【17,300円】
・交通費
今回は安全を取って新幹線移動にしました(2月、雪が酷いと飛行機が飛ばないため)
仙台~東京 11,410円
東京~名古屋 11,310円
往復の交通費【45,440円】
※上記は通常料金で、今回は早割などを使うと4万くらいに収まります
・宿泊費
早割で名古屋駅周辺のビジネスホテルが1泊5,000~6,000円くらいでした
金曜日の夜に東京の友人宅に1泊、
朝6時の新幹線で移動したので宿泊費を抑えています
1泊2日朝食付き【5,950円】(2泊であれば10,000円くらい)
・郵送費
会場に什器と作品を発送、ホテルに着替えなどを発送しました
160サイズキャリーケース 宮城県⇒愛知県 2,469円×2(往復)
80サイズ 段ボール 宮城県⇒愛知県 1,148円×2(往復)
小計【7,234円】
合計【75,924円】
わりとえげつなかった!!!!
往復を格安航空にすると2~3万円は浮かせられるかと思います。私は飛行機が怖いですし、結局移動時間は同じなので・・・行き飛行機、帰り新幹線がいいのかな?東北新幹線と東海道新幹線を乗り継ぐという面白いことも経験できて良かったです。リリーレン、新幹線大好き。
②両日か1日のみの出店か?
両日か土日のどちらかに出るか?はすごく迷いました。
でも結果として両日にして大正解でした!!
在庫が1日しかもたないとか、予定があるとかだと片方にするしかないのですが、もしどうするか迷われているのであれば両日をおすすめします。
私は土曜日だけだったら赤字で泣きながら仙台に帰るところでした。日曜日の売上でなんとかカバーできました。
通常、イベントは土曜日のほうが人出が多いと言われていて人気が高いです。今回出てみて、『必ずしもそうじゃない場合がある』と感じました。
土曜日は最後まで居て、日曜日は諸事情でかなり早めに撤収しましたが日曜日のほうが売上がよかったです。
ポートメッセなごやという立地、名古屋駅からのアクセスは4両編成の「あおなみ線」という電車を使うか、車移動となります。地元の方が不便な場所にあるというくらいには難しい立地のようです。
土曜日は大型アーティストのコンサートもあったようで、そうなると電車は数本見送る可能性もあると。そういう事情がわかっていると、土曜日より日曜日に行こうかな~となるのかも?しれません。SNSのフォロワーさんも日曜日に来てくださる方が多かったです。
大変ありがたいことに同じイベントに県外から出展してた作家仲間が車に乗せてくれて(本当にありがとうございます!)帰りも友人が車に乗せてくれて(がっつり甘えました本当にありがとう!)あおなみ線には乗りませんでした。
あとは『人の流れ』にすごく波がありました。おそらく電車が到着するとどっと人が流れてくる。入口から5つめのブースだったのでよりわかりやすかったです、これはたしか14時くらいまで続きました。
③反省点
《ディスプレイ大失敗の巻》
ブースの配置、会場の照明が後ろから当たるようで、いつものタペストリーや高さのある什器を使ったら、全てが影になって作品の色が見えなくなってしまいました。デザフェスのときに『ブースの場所によって暗さが気になる』というのは把握していましたが、運悪くそこに当たってしまいましたね。
そのうちやろうはバカヤロウですよ・・・気づいてたらすぐやりましょう
照明が当たりにくい場所だった事は後日運営に伝えました。会場全体を歩いた時に暗さが気になったのは私が出店した1列のみで、他は会場の照明でじゅうぶんキレイでした。暗い場所の配置をずらすか、暗いエリアとして生かしてほしいと伝えてあります。知っていれば照明は持ち込めますし、作品によっては暗さを生かしたディスプレイができるのも魅力になるかと。改善または暗いエリアであることを事前に周知してもらえればいかようにも対策ができます。きっと次回に生かしてくださると思っています。
私はその場で臨機応変に対応するのが得意ではなく、事前にディスプレイをしっかり組み立ててから解体しつつキャリーに詰め込みます。よって、什器を組み立てて「あ、これは平置きにしないと何も見えない」と気づいた時は大パニック。開場5分前まで奮闘しました。
パーツ交換用に1つ手元用のライトを持ち込んでいたのでそれでどうにか対応。でも見た目が・・・。うう・・・。
名古屋は地元で車搬入される作家さんが多いので、ブースの凝り具合がはんぱないです。あとはテーブルの高さがいつもの(?)より10cm低い印象だったので、そのまま平置きだと見にくい。平置きにするには目線の高さを上げるためのテーブルのかさ上げが必須だと感じました。どのイベントでもこれは生かせそうなので、本当にいい勉強になりました。
対面イベント4回目の私(うち1回はコロナ禍の前なので4~5年前)、まだまだひよっこでした。頑張らねば。
《SNSの宣伝がおいつかなかった》
完全にスケジュール管理ミスです!!!!
もう1つの納期も重なり、製作でいっぱいいっぱいすぎてインスタを動かせませんでした。大反省。
《想定売上よりかなり低かった》
自分の力不足を痛感しました。
知名度を上げるにはフォロワー数がただ増えるだけではなく、「名古屋のお客様に見てもらえるにはどうしたらいいか」を念頭に宣伝しないといけません。難しいけどやりがいがありますね。
《電子決済が使えなくなった》
ログインができなくなってしまい、クレカ決済とQR決済などが使えませんでした。
帰宅後に調べたらアプデしてなかった為つかえなくなったようです。なんてこった。事前にログインしてちゃんと使えるかどうか設定しておくべきでした。待たせてしまった方本当に申し訳なかったです。
お客様の大切な時間を無駄にしてしまったという点は一番の反省点です。ちゃんと準備していたら回避できていたはずなので、これは今後も一番気を付けたいところです。
④良かった点
《天候に恵まれた》
3月?4月?ってくらいの気温でした。行きは寒くてダウンコートで行ったけど邪魔でした。でも行き寒かったもん、仙台は氷点下ちかかったんだもん。
寒いと一気に客足が遠のきそうな立地だと思うので、移動に気候が気にならない点は本当によかったです!
《会いたかった人に沢山会えた》
何度もオンライン販売で購入してくださってる名古屋在住のお客様、古い付き合いの友人、デザフェスではブースが遠くて会えなかった作家さん、名古屋在住の作家さん、会いたかった人たちに沢山会えました!名古屋にきてくれてありがとうって言ってもらえたのは本当に嬉しかったし沁みました。チャレンジしてよかった!
《会場の雰囲気がなごやか》
運営スタッフの対応がとても良かったです、出店者として気持ちよく過ごせました。当日に限らず、質問にも丁寧に答えてくださったり、真剣にイベントを良いものにしようという熱意が伝わってきました。まだ4回目にもかからわずこれだけの規模のイベントを成功させられるというのは並大抵のことではないのだろうなと勝手に感心していました。これからもどんどん良くなっていくんだろうなぁ~って思っています。
あとはオープン1時間前からキッチンカーを利用できたので、設営が落ち着いてから始まる前はゆっくりごはんタイムが作れます(私はちょっと設営がバタバタで食べられませんでしたが、次回出店するときは絶対キッチンカーごはんも楽しみたいです、おいしそうだったな・・・)
ブース近くのはじめましての名古屋のさん達もあたたかくて、終始居心地が良かったです◎
《ブース間のトラブルがなかった》
デザフェスでいうとSブースサイズですが、クラマケではブースとブースの間に通路が確保されていて、後ろと後ろの通路も確保されています(実質Mブースくらい)ぶつかることもなく、波が引くと少し談笑できる距離ですごく良かったです◎
《宅配搬入の荷物はブースに直接届いている》
神対応・・・!!!! まとまって届いてる所に取りに行かなくていいんですよ、ブースに荷物がぽんと置かれててすぐに設営スタートできます。これもすごい嬉しい対応でした
《自分のやるべきことややりたいことが明確になった》
③の反省点から、まだまだ自分に生かせる部分、できることがたくさんあることを把握できました。1回のデザフェス出展では気づけなかったことも沢山。新作のアイデアも降ってきたのと、名古屋在住の方から喜んでもらえたり、収支はギリギリでも、得るものがそれ以上に沢山ありました。
というわけで、初めての名古屋遠征は私の中では 大 成 功 なのでした🌟
でも今のままですぐにもう1回出展は難しいので、まずは力を蓄えます。ぜったいまた名古屋に行く、行きたい。ひつまぶし食べられてないし。エビフライめっちゃ美味しかったな。
⑤まとめ
《遠征のコツ》
荷物を送るのは配送コストがかかりますが、移動での体力の目減りをかなり軽減してくれます。私はこの方法で遠征翌日も通常通りの生活ができています。重い荷物を抱えて移動すると翌日は筋肉痛と疲労感で1日がつぶれることは経験済みでして。(会場やホテルに荷物をまるっと送るのも先輩作家さんに教えてもらったテクニックです)
1日の自分の労働対価(生産性)を考えると、宅配代金は十分に元がとれるので本当にオススメですよ。
《私の改善点メモ》
・レジを回転させてお客様に見せられるようにする(ipadがレジで、QR決済やクレカ決算のとき、画面を回転させられる台にしたい)
・しゃがまずに梱包できる動線確保
・金具交換がしやすいスペース確保
・テーブルの底上げ、高さ出し(テーブルの脚につけるのもあるみたいですが、デザフェスでは禁止のようなので、コンテナを積み上げて布をかぶせるか、DIYか?)
・照明器具の設置
・差し入れは前もって梱包しておく(設営でバタバタで、朝あいさつに来てくれた作家さんへ渡せないまま仙台に持ち帰ってきてしまいました・・・会場でつめようとせず、家で詰めておくべし)
・時間に余裕をつくって会場前に散歩する(買えなくてもせめて素敵な作品を見られるチャンスはここだけ、落ち着いた午後にはなにもなくなってる事多数)
⑥最後に
ここまで読んでくださってありがとうございます!
このnoteは自分の備忘録のために書きなぐっています。
文章のアウトプットの練習中なので、細かい点は目をつぶっていただけましたら幸いです。
次回につなげられるよう、今からできることを少しずつやっていきます。
それでは、明日もいい日になりますように。
Lilihana (リリハナ)