
バレンタインに要注意!犬にチョコレートは最悪死亡することも
バレンタインシーズンにおいしそうなチョコレートが立ち並び、贈り物としてだけではなく、自分へのご褒美としても買われる方も多いのではないでしょうか?
心が踊るような気分になるこの時期ですが、犬と生活をする立場の人は十分注意してほしい時期でもあります!
犬がチョコレートを食べたら最悪死亡する危険性あり

すでにご存知の飼い主様もいるかと思いますが、犬がチョコレートを食べるとさまざまな中毒症状を引き起こし、最悪死亡してしまう危険性があります。
これは、チョコレートに含まれるテオブロミンやカフェインなどの成分が、犬にとって毒となる成分だからです。
これらを摂取することで中毒症状を引き起こし、最悪死亡してしまいますので、絶対にチョコレートを犬に与えないようにしてください。
また、収納場所も十分に注意して、犬に食べられてしまわないようにしましょう。
犬がチョコレートを食べてしまったらどうしたらいい?

万が一犬がチョコレートを食べてしまったら、なんの種類のチョコレートをどれだけ食べたかを確認し、すぐに動物病院へ連絡・受診してください。
特にビターチョコレートなど、カカオ成分が多いチョコレートになればなるほど、テオブロミン含有量も多くなります。
通常のミルクチョコレートより、少量で致死量に達しやすいので特に中が必要です。
また、「どれだけ食べたら致死量ですか?」という質問もよく耳にしますが、個体差があるためいくらたべれば致死量だからだめ、これくらいなら大丈夫、というものはありません。
目安として20mg/kgで症状が出始め、100mg〜200mg/kgが致死量と言われています。
チワワが一般的な板チョコ1枚食べたら致死量くらいのイメージですが、それより少なくても亡くなってしまう場合がありますので、食べたとわかった時点で早急に動物病院を受診しましょう。
早ければ早いほど治療もスムーズにいきますし、逆に様子を見ていよいよまずいかもとなってから動くと、最悪命を落としてしまうことにもなります。
「少量だから大丈夫」「前も食べたけど大丈夫だったからきっと大丈夫」と思われる人もいますが、生きるか死ぬかの賭けを愛犬でしてあげないようにぜひお願いしたいです。
まとめ

犬にとって、チョコレートに含まれているテオブロミンやカフェインは毒です。
特にビターチョコレートは含有量が多いため、ミルクチョコレートよりも注意が必要です。
いずれにしても、チョコレートを食べてしまった可能性があれば、早急に動物病院を受診するようにしましょう。
また、愛犬が食べてしまわないよう適切な場所に保管し、防げるリスクはしっかり防いでくださいね!