小学校生活2ヶ月目〜電車通学〜
週末
夫が「去年の今頃はもうあちこち見学に行ってたな〜」と。
そうそう。去年の今頃は私立小学校の学校見学や説明会にいそいそと出かけ始めた頃でした。(本当はちょっと遅かった位)でも行ってみて良かったと思いました。肌身で感じる学校の雰囲気、この学校に我が子がいる図が浮かぶかどうか(あちこちで浮かびましたがw)などなど、感じることは大事でした。
2025年組の皆さんも今そんな時期なのでしょうね、街で見かけるネイビー一色のファミリーに「がんばれ〜!」と念を送っている自分がいます。
小学校生活
娘のえくぼさんは学校がとても楽しい様子で、とても遠い距離なのですが、毎日元気に通い、学童へ行き、ヘトヘトになって帰ってきています。特に学校の縦割り班では、上級生との交流が嬉しい様です。教室では蚕を飼育、ドクダミの葉はお茶になると聞いて毎日数枚ずつ持って帰ってきます(干してあげていますが、到底足りないw)。童謡をたくさん歌い、いわゆる昭和な遊び(ちゃちゃ壺とか鍋鍋底抜け〜とか、懐かしいを通り越して知らないものもあります・・・)をいくつも習って帰り、母も教えてもらいながら一緒にやっています、むしろばあばが近くにいたらもっと教えてくれるんだろうなと思いながら。あ、本はかなり読んでいます。「おばけ図鑑」という本がα世代には大人気な様で。
良い意味で子どもらしい毎日を送っているみたいです。テキストを開いて最初のページから書き込んで、と言う様ないわゆる"勉強"ではなく、体験を通じて何かを感じ、感じたことを言葉にするというインプット・アウトプットを日々やらせてもらえているのです。そして授業も、ある子が何かをやったり知った結果、「これもやってみたい!」といい、クラス皆が「自分たちもやってみたい!」となると、先生が「いいね!」と後押ししてくださるそうです。
それにこんなに子どもらしい生活ってかけがえのない時間だとも思います。Childhoodって彼女たちの人生において、今後確実に再現不可なことだし、彼女たちがBillionaireになったとしても買い戻すことはできないことだから、私は全力でサポートしたいと思っています。
そう、4月に入学してたった2ヶ月。
彼女たちの人生にとって、この2ヶ月はどれ程大きな変化だっただろう。この間まで自転車の後ろに乗せられて通園していた小さい人たちは今やものすごい早起きをし、電車に揺られ、乗り継ぎ、通学しているのです。
と思うと、変化・成長はすごいと感じます。地方出身者の母としては東京で電車を乗り換えられるだけで”敬服”の一言です。駅の道案内も路線図も漢字ばかりじゃないですか、小さい人たちは知っている情報を駆使して、下車すべき駅を確認しあっているんです。人って本当にすごいなと。
電車通学
入学後すぐは登下校は保護者が付き添います。朝の早起きも大変でしたが、それはいずれ慣れるとして。本当に大変だなと感じたのは下校時のお迎え。お仕事のあるご家庭はどちらかが抜け出せると良いのですが、やはり毎日のことなので大変。乗り換えの仕方を教えたり、一人で通学できる様に駅の数を覚えさせたり、名前を教えたり(とは言え路線図は全部漢字なので子どもにとっては難しい)。後は列車の種類によっては最寄駅に停まらないこともある事を教えたり。
試験前によく耳にした受かりやすい子の条件に、「自立した子」や「問題解決を一人でやろうとする子」などが入っていて、難しいことを・・・と思っていましたが、現実問題なのだと身をもって体感しました。
実際、子ども達も大冒険なのだと思います。大きな大人達の間で、降りる駅を聞き逃さない様に構えていたり、景色や駅の色を覚えたりと工夫している様子も感じられます。えくぼさんもこれまで2度ほど降りる駅を間違えて他県まで行ってしまったことがありました・・・。海外だと保護者が送り迎えするかスクールバスが定番で、迷子=とてもとても危険、なので、2回とも冷静ではいられませんでしたが、多くの駅員さんの優しい対応に助けられ、1度目は無事に引き取りに行けたし2度目は自分で学童まで帰ってこれました。学童の先生達もとてもありがたく、過剰な心配は子どもの不安を煽るからと、「大冒険だったね〜!」と言ってくださった様で、えくぼさんもそれを聞いて「ガハハハ〜、あぁ、遠かった〜」で済んだようです。確かに心配されすぎちゃうと逆に泣いちゃいますよね。
子どもの成長とは、いろんな方達のお陰なのだと身に染みて感じます。
しっかりと仕事ができるのもこういった方々のお陰ですよね。心から感謝しています。いつか大人になったえくぼさんにも話をしてあげようと思います。