私が犯罪ドキュメンタリーを見る理由　人間存在への興味

こんにちは、りりこです。
今回は私が犯罪ドキュメンタリーを見る理由をお話ししたいと思います。

犯罪ドキュメンタリーを見る最大の理由は「人間存在への興味」からです。

普通に生きていると、誰かにムカついたりむしゃくしゃすることはあっても、本当に暴れたり、「殺してやろう」などということは夢にも思いません。

ですが、世の中では実際に犯罪や、殺人事件が起こっています。

彼らの想いや、行動の動機というのは私には到底理解の及ばないことですし、みなさんも同じだと思います。
私には、彼らの行動がとにかく不思議でなりません。
しかし、彼らを見ていると、あたかもそこに『社会規範を超越した、生物としての「人間存在」』があるように思えてしまいます。

アリストテレスは「人間は社会的動物である」と言いました。人間は社会を形成し、社会規範に従いながら生きる生きものです。それが人間の自然本性です。

社会規範の存在しない世界であった場合、人間が「人間独自の自然本性」を失った場合、どのような行動に出るのか。
欲望のタガが外れちゃったり、本当は社会規範に従いたいのに衝動を抑えられなかったり、単に後に引けなくなっちゃったり、それぞれ理由はあれども、人間が自然と形成した社会規範やモラルを正面からブチ壊していく彼らを見ていると、その答えが見えてくるような気がします。

実際に人間が「事件」を起こしている以上、人間である「私」にも
同じことが起こらないとは言い切れません。とはいえ概ね、どのドキュメンタリーをみても「いや、そうはならないだろ！」となってしまうのですが…(笑)

犯罪ドキュメンタリーを見ることは、私にとっては「人間」を理解する糸口なのです。