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余韻嫋嫋(よいんじょうじょう)音楽雑記。#2
余韻嫋嫋音楽雑記。
#2 . sunchago / You say「マジック」
『SUNCHAGO』より
sunchagoさんは昔、松江を中心に音楽活動をしていて、結成当初から数々の結果を残し、結成2年目にはYAMAHAからデビュー、3年目にはビクターに移籍しシングルも多数リリースされていた、凄いバンドらしい。
なぜ「らしい」と書いたのかというと、私はこの当時のsunchagoさんを知らないし、sunchagoさんのCDもこの1枚しか持っていない。
私の中にsunchagoさんに関する情報がなさすぎるのだ。
それなのになぜsunchagoさんのCDを持っているのかというと、2019年に中林知香ちゃんというシンガーのサポートで出演したライブに、sunchagoのメンバーのshijiさんが出演されており、終演後、このCDをくださったからである。
そのライブ後、車の中でこのCDを聴いて物凄く大きな衝撃を受けた。
アルバム全体の完成度の高さが、まぁえげつなかった、、、
こんなバンドが島根にいたという事実に、とにかく衝撃を受けた。
アルバム1枚に18曲も入っているというサービス精神旺盛な所も感激したが、そのどれもが「なんじゃこれ!」というぐらい格好良くて。
何かのジャンルに偏る訳でもなく、色んなジャンルの音楽がギュッと、物凄い密度で詰まっていた。
ファンク?ジャズ?ポップス?ロック?みんなの歌?
何なのこれ・・・って感じでとにかくワクワクした。
その中でも、第一印象ですぐに好きになったのが、You say「マジック」。
まずなんと言っても、イントロがいい。
少し硬質なピアノの音色がパキッとしていて力強く、メロディーラインの勢いを後押ししてる。
そこにドラム、ボーカルのフェイク、ベース・ギターと厚くなっていって、口ずさみたくなるようなメロディーラインに重なる。
もうこれだけでワクワクするし楽しいし、これぞバンド!という感じの疾走感がたまらん。
この曲は全体を通しての疾走感と音色のバランスがとにかく好きで。
少し硬めでありながらもパンチのあるベース、たまらん。ちょいちょい出てくるベースのフレーズ、格好良すぎやしませんか?
私がベースを弾ける人間だとしたら、絶対に真似したいもん。っていうか、自分の曲に取り入れたいぐらい。
そして、ギターのカッティングがバックでさりげなく鳴ってるのも非常に良い。主張しすぎず、かと言って控えめすぎず。絶妙な感じで出てくるし、ちゃんと引く。素敵、、、!!!
ドラムのスマートでタイトな感じも良いし、スマートでありながらも内側では沸々としたものが漏れ出てる感じ。いや、スマートという言葉はちょっと違うか・・・圧というか、エネルギーは凄いのよ!
うーん・・・暴れすぎず、我は保ってる感じ。←
それらの大きくてどっしりとした土台の上に、ピアノとシンセ、ボーカルが乗っかって、とても自由に、どこまでも突き抜けてる感じがする。
それが最高に心地好い。
ボーカルのさゆりさんのニュアンスの付け方というか、声の表情変化もとても好き。真っ直ぐ力強くパーンと放出する所とか、お茶目に言葉で遊ぶ所とか。
なんか、「歌」という遊び道具を持って、子どもが「いぇーい!」って公園を自由に遊び駆け回ってる感じするんだよなぁ。(語彙力なさすぎ。)
歌詞については色んな解釈が出来ると思うし、私的にこの曲はメロディーというかサウンドの良さがバーン!ときたので、歌詞についてはあえて触れないでおきます。←
なんか雑な感じになってきたのでやめる。
とにかく、私はYou say「マジック」がとても好きだ。
元気がない時に大声で歌ったら、一発で元気になれそうな、物凄いパワーに満ちあふれてる。
この先も、大切に、大切に、聴き続けたい1曲です。
おわり。